「シンサレートの掛け布団は、ふつうの掛け布団とどう違うの?」
「本当にあたたかいの?」
「デメリットも知った上で購入するか考えたい。」
こんなお悩みお持ちじゃないですか?
シンサレートは、寒い季節により快適に過ごせる素材としてアメリカの3M社が開発しました。
シンサレートという言葉は、「Thin=薄い」と「Insulate=断熱する」を合わせて作られた言葉。
その名前の通り、薄くてあたたかく、ウエア、手袋、ブーツ、ぼうし、寝具などの防寒具に使われています。
この記事では、シンサレート布団のデメリットを解説するので、“買うべきかどうか”わかるようになるはずです。
シンサレート布団デメリット
はじめに、シンサレート布団のデメリットを見ていきましょう。
デメリットはこちら。
- 保温性があるが、放湿しないため熱がこもりやすい
- 軽いため、身体にフィットしない
- 化学繊維のため、静電気が起こりやすい
1つずつ解説していきます。
保温性があるが、放湿しないため熱がこもりやすい
シンサレートはこまかな繊維構造により、保温性が高く、からだの熱を外に逃しません。
一方で、放湿性に欠けているため、熱がこもりやすいというデメリットもあります。
私もシンサレートのかけ布団に変えてから、暑くて夜中に起きることが何度もありました。。
そもそも睡眠時の快適な温度とはというと、「身体近傍の温度が 33度であること」と言われています。
寝ているときは体温を調節するために足の裏から沢山の汗が出ています。
足元の通気性が悪いと、うまく体温調節ができずに、かえって身体が冷えてしまうこともあるのです。
そこで私はかけ布団から少し足を出して寝るようにしました。
すると夜中に起きることはなくなったんですよ。
足を出すことで、足元から体温の放熱と調整ができるようになり、むしろ眠りの質は良くなった気がします。
以下のような口コミもAmazonでありました。
届いて広げた感じはそこまで厚みがあるわけでもないですが、ふわふわしていてとても軽いです。いざ使ってみると暖かい超えて暑いくらいでした。12月〜1月の真冬でも汗をかくくらい暖かいです。2人で使っていますが、足をちゃんとしまうと暑いので2人とも横から足先だけ出して寝ています…笑 部屋はとても寒いのに布団に入るととても暖かく予想以上のお品で大変気に入りました。
引用:Amazon商品レビュー
軽いため、身体にフィットしない
一般的な掛け布団の重量は2〜3Kgですが、シンサレートの掛け布団は1.5〜2Kgと比較的軽量です。
軽くて薄いのはいいのですが、寝る時はある程度の重量感があると安心するし、あたたかい気がしますよね。
包まれている感覚は大事です。
簡単にはだけてしまうと凍えて朝目覚めることにもなりかねません。
しかし、シンサレートの掛け布団の中には、布団に入った時に身体にフィットする「曲線キルティング縫製」を用いた以下のような製品もあります。
裏面に固定用のゴムバンド付きのものもあり、寝返りした時のズレを防止してくれます。
化学繊維のため、静電気が起きやすい
シンサレートは化学繊維であるポリエステルを主に素材としているため、静電気が起きやすいのが特徴です。
冬はただでさえ静電気が起きやすいですよね。車や玄関のドアノブを触って「バチッ」となるたびに「クソッ」と思ってしまいますよね。
私が使っているシンサレートの掛け布団も静電気が起きやすくて、、、もういっその事買い換えようと思いました。
しかしシンサレートを一緒に購入した私の友人に話を聞いてみると、静電気は起きていないというのです。
同じ製品を買ったのになぜだろうと思ったのですが、ある方法で、静電気問題が解決することがわかったのです。
それは、寝室の湿度をあげることです。
加湿器を使用して湿度を40%以上にすることで、静電気は発生しづらいことがわかっています。
参考:Panasonic industry「静電気と湿度の関係」
冬はインフルエンザなども流行する季節。喉の乾燥を抑えられて、静電気も起きないのであれば「一石二鳥」ですよね。
尚、湿度は高すぎでもダニやカビが発生しやすくなるため、40〜60%が適正湿度です。
肌触りよく暖かくて軽いですが、羽毛布団に比べると暖かさはどうなのかな?と言う感じです。静電気がひどいのか布団に入るとバリバリと音が、使用1日目なのでなんとも言えませんが年末に帰ってくる家族用にと4枚買ったのはちょっと後悔してます。家族が気に入ってくれるといいのですが…
ショップからのコメント
この度はレビューのご記入誠にありがとうございます。
静電気につきましては部屋の湿度を40~60%程度まであげていただきますと抑えることができますので、ぜひお試しください。
末永くご愛用いただけますと幸いです。
引用;楽天市場レビュー
シンサレート布団のメリット
次に、メリットについて解説します。メリットはこちら。
- 丸洗いが可能
- 化学繊維なので羽毛アレルギーの方にもいい
- 値段はお手軽
1つずつ解説します。
丸洗いが可能
シンサレートの掛け布団は丸洗いが可能です。
私はシングルサイズを使用しているため、自宅の洗濯機で洗っています。
以前は羽毛布団だったので洗濯不可。休みの時に、天日干しするだけでした。
シーツを洗うことはあっても、布団はそのまま。何年も使用していると「変な虫でも繁殖していないかな。。」と少し不安になっていました。
シンサレートの掛け布団は軽くて持ち運びも簡単。洗濯もできて衛生的。
さすがに乾燥機にはかけず、外で乾かしていますが、乾くと仕上がりふっくらで肌触りがよくなります。
掛け布団を干す時は、天気予報にも注意してくださいね。
今まで高額な羽毛布団で寝ていた母でしたが、分厚い布団がベットから落ちて困っていました。この商品と同じような布団を自分も使っていた為母に購入してみました所、暖かいし軽いしずり落ちないと喜んでいます。羽毛と違って自分で洗濯できるのも嬉しいです。
引用;Amazon商品レビュー
化学繊維なので羽毛アレルギーの方にもいい
シンサレートはアレルギー物質は含んでいません。
そのため、アレルギー体質の方でも使いやすいのが特徴です。
私はアレルギー体質なので、羽毛布団を使用していた時は鼻がムズムズすることも多かったです。
しかし、シンサレートに変えてからは鼻トラブルは激減しました。
ただ掛け布団以外の敷布団や枕など全てがアレルギー物質を含んでいない訳ではないです。
布団を運んだり、子供が布団で飛び跳ねたりすると多少ムズムズする事はあります。
羽毛布団からの買い替えですが、こちらの商品の方が良いです。軽くて暖かく暑すぎない。丸洗いできていつも清潔でアレルギーの心配もない。買い換えて正解でした。
引用:Amazon商品レビュー
値段はお手軽
シンサレートの掛け布団は1万円以下で購入できるものが多いです。
羽毛布団であれば、数万円くらいが相場になりますので、安い上にあたたかいとなればお財布にも優しいですよね。
安くて防寒に優れているため、冬用のアウターの中綿に使用されていたり、コンビニやスーパーで1,000円程度で売られている手袋やニット帽にも使用されていたりします。
重さも軽すぎず重すぎずちょうど良いです。むき出しで使ってますが、生地も好みにあっており、温かさもこれ1枚で窓を開けて寝れるぐらい暖かいです。大きさもちょうどいい上に、値段もこのクオリティにしては安すぎると感じました。いい買い物が出来て満足です👍
引用:Amazon商品レビュー
シンサレート掛け布団ランキング
シンサレートの掛け布団を使ってみたいと思っても、たくさんあり過ぎてどれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。
ここでは、おすすめのシンサレートの掛け布団を紹介します。
- 第1位:VK living 掛け布団 シンサレート
- 第2位 :タンスのゲン 掛け布団 シンサレート
- 第3位:システムK 掛け布団 シンサレート
それぞれ紹介していきましょう。
第1位:VK living 掛け布団 シンサレート
vklivingの掛け布団は、シンサレートを布団全面に使用しており、とてもあたたかいです。
また曲線キルティング縫製とゴムバンド付きでズレを防止。
カラーはブラウン、グレー、グレーベージュ、ブラック、ホワイト。おすすめはグレーです。私もグレーを使っていますが、おしゃれです。
第2位:タンスのゲン 掛け布団 シンサレート
タンスのゲンの掛け布団は、シンサレート全面使用に加えて、熱を蓄えるイージーウォーム中綿を使用しており、さらにあたたかさを求めたい方におすすめです。
布団カバーとのズレを防ぐ6箇所ループ紐付きで、カバーを使用されたい方にもおすすめ。
お値段も4,000円以下でお手頃価格です。ふんわりやわらかなフランネル生地の方が良い方は、6,000円程度で購入することもできます。
カラーはグレー、ブラウンの2色展開。
第3位:システムK 掛け布団 シンサレート
システムKの掛け布団は、両面にマイクロファイバーを使用。毛布のような手触りでふんわり、もこもこです。
Wの保湿力でとてもあたたかいので、毛布なしで、掛け布団を単独で使いたい方におすすめです。
カラーはホワイト、ベージュ、ブラウンの3色展開。
シンサレート布団に関するよくある質問
続いて、シンサレートの掛け布団に関するよくある質問について回答します。
よくある質問はこちら。
- 防ダニ用のシンサレートは?
- シンサレートの寿命はどのくらい?
- シンサレートの布団は寒い?
1つずつ回答します。
・防ダニ用のシンサレートは?
シンサレートには防ダニ用のシンサレートもあります。
抗菌や防臭などの機能がついたものもありますが、防ダニ用の機能がついたものでColorsroom(カラーズルーム)のシンサレート掛け布団が人気です。
TEIJINのマイティトップIIという中綿を採用。一般社団法人繊維評価基準協議会の抗菌防臭検査に合格した証のSEKマークも取得。
「抗菌防臭効果」と「防ダニ機能」を兼ね備えた中綿を使用しています。
・シンサレートの寿命はどのくらい?
シンサレート掛け布団の寿命は5年程度です。
布団のもともとの品質、お手入れ、使う人によって寿命は変わってきますが、衛生面からみても一般的に、羽毛布団は10年から15年、掛布団は5年から10年、敷布団は3年から5年と言われています。
引用:comeri.com
羽毛布団より寿命は短いですが、シンサレートの掛け布団自体が安いので、買い替えについてはそこまでストレスになりません。
私も2〜3年置きに買い替えて衛生的に使っています。
安いもので3,500円以下のものもあります。
・シンサレートの布団は寒いの?
シンサレートの布団はあたたかいです。
シンサレートは羽毛の2倍の保湿力があります。
商品の中には、シンサレートの中綿がスカスカで薄くて寒いという声もありますが、基本的にはご紹介したシンサレートは全面にシンサレートを採用しておりあたたかいです。
しかし、寒い地域にお住まいの方は、掛け布団単独では寒いです。
また素材が軽いので、はだけてしまうリスクはあります。
いずれにせよ、毛布+αシンサレート掛け布団で寒さを補うという考え方の方が良いです。
まとめ:シンサレート布団のデメリットを徹底解説!
この記事では、シンサレートの掛け布団のデメリットやメリット、よくある質問にお答えしました。
シンサレート掛け布団のデメリットはこちら。
- 保温性があるが、放湿しないため熱がこもりやすい
- 軽いため、身体にフィットしない
- 化学繊維のため、静電気が起こりやすい
様々なデメリットはありますが、商品の特性などによっては解決することも多いです。
寒い季節のお供に、、、高騰している電気代の節約で、、、
シンサレートの掛け布団を是非使ってみてください。
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