「電動砥石は買って後悔する？」
「電動砥石の使い方は簡単？」
「プロでも一般でも使える電動砥石は？」
など、電動砥石の情報が欲しい方はいませんか。
電動砥石があれば短い時間で刃物を研げるので、プロだけでなく一般家庭にもおすすめのアイテムです。
毎日切れない包丁でイライラしている方も、電動砥石があれば簡単に悩みを解決できますよ。
今回は電動砥石のメリットだけでなくデメリットも解説し、買って後悔しないように詳しく情報をお届けします。
電動砥石にフォーカスした記事は少ないので、ぜひ最後までご覧ください。
電動砥石のデメリット
まず最初に電動砥石のデメリットから見ていきます。
- とにかく高額商品が多い
- 稼働音が大きい
- サイズが大きいタイプは収納や設置場所に困る
一つずつ詳しく解説します。
高い商品が多い
電動砥石は他の研ぎ器と比較すると値段が高くなってしまうため、導入コストが最もかかるタイプになります。
ピンキリではあるものの、サイズが大きい研ぎ器や専門性の高い研ぎ器になるほど値段が高い傾向です。
1万円以内で買えるものもあれば、2万円〜5万円前後までするものがあります。
どこまで性能を求めるかで値段は大きく変わってきますので、目的や利用頻度などに合わせたものを選ぶとよいでしょう。
ちなみに、電動研ぎ器でもコンパクトサイズで値段も5,000円を切る商品もあります。
ポチップ
稼働音が大きい
電動研ぎ器は稼働音が大きく、自分だけでなく周りの人にも「うるさいな」と感じさせてしまうかもしれません。
電動で動く分、スイッチを入れて動き出した段階から音は鳴ってしまい、さらに強い力で研磨していきますので研いでいる最中も大きい音が発生してしまいます。
事業用として使う場合や一般の方でも広いスペースで使う場合は問題ないかと思いますが、うるさくできない環境での使用は難しいと考えておきましょう。
いろいろな商品のレビューを見ても、「思った以上に音が大きくて使えなかった」といった声が多く見られました。
サイズが大きいタイプは収納や設置場所に困る
電動砥石は商品によって、サイズが大きいタイプもあります。
おそらく、包丁を研ぐために購入する方が多いと思いますが、キッチンで研ぐとなると限られたスペースの中で作業をするケースがほとんどです。
広いキッチンであれば問題ないですが、収納スペースも少ない狭いキッチンになってしまうと、サイズが大きい電動砥石の出番が無くなってしまうかもしれません。
作業をするスペースが狭い方は、必ず商品のサイズを確認して、作業場所と収納場所が確保できる電動砥石を購入してください。
電動砥石のメリット
続いて、電動砥石のメリットを見ていきましょう。
- 研ぐスピードが早く時短になる
- 無駄な力を使わず軽い力で研げる
- 仕上がりの品質も良くなりやすい
一つずつ詳しく解説します。
研ぐスピードが早く時短になる
電動砥石は電源を入れれば自動で砥石が回転してくれるため、自分で動かす必要がなく研ぐ動作も早くなるので、スピーディーに研ぐことができます。
手動で研ぐとなれば何度も動作が必要になってしまい、時間もある程度かかってしまうため、面倒に感じていた方も多いはず。
しかし、電動砥石を使えば手動よりも半分程度の時間で仕上がってしまうので、時短効果の高い商品といえます。
正直、切れないと分かっている包丁を使っていても「研ぐのが面倒でそのままになっている」方は多いと思いますので、一台電動砥石を持っておくと手軽に作業ができるためおすすめです。
無駄な力を使わず軽い力で研げる
電動砥石は少ない力で綺麗に研ぐことができます。
元々、研ぐ作業に強い力はいらないものの、手動で作業していると同じ動作を繰り返すため、一定の時間は力を使い続けることになります。
しかし、電動砥石であれば自動で回っている砥石に押し当てる形なので、無駄な力を消費せずに仕上げることが可能です。
仕上がりの品質も良くなりやすい
電動砥石を使えば、一般の方でも手動で研いだ時よりも綺麗に仕上がることが多く、品質にこだわりたい方はおすすめです。
個人的にも、手動で研いだ時と電動砥石で研いだ時の仕上がりは大きく変わり、包丁の切れ味も全く別物でした。
手動タイプを使ってただ素人が研いだだけでは、実は綺麗に出来ていないことがほとんどです。
しかし、電動砥石はある程度の力加減で常に一定の強さで研げるので、仕上がりにも差がなく、切れ味の良い刃物になります。
包丁研ぎ器の研ぎ方は？電動砥石・シャープナーの使い方は？
実際、包丁研ぎ器の正しい使い方を理解している人は意外と少ないはず。
しかも使用する研ぎ器には種類もあり、どう使うか混乱している方もよく見かけます。
今回は、皆様の中でも質問の多い「電動砥石」「シャープナー」の使い方について詳しく解説していきます。
電動砥石の使い方
各メーカーから出ている商品によって使い方には差がありますが、多くの商品が以下の使い方です。
- 最初に研ぎ器の電源を入れ、スイッチをONにして砥石を動かす
- 研ぎたい面を上にして砥石に当てる
- ゆっくりスライドさせながら研いでいく
- 片面が終われば反対面も同じ動作で砥石に当てていく
最後に包丁のバリを取れる機能など、商品によって異なります。
砥石が自動で動くため、刃を当てる角度のコツさえ掴んでしまえば簡単かつ綺麗に仕上がります。
ダイヤモンドシャープナーの使い方
一般的なシャープナーも使い方自体は簡単です。
- シャープナーを作業スペースの平らな場所に設置する
- 差し込み口に刃を差し込む（粗い・細かいの段階に分かれている場合は粗いほうから研いでいく）
- 刃を前後に動かして研いでいく（5回〜10回目安）
使い方は簡単で、誰がやっても仕上がりに大きな差が出にくいのも特徴です。
シャープナーを設置する場所に濡れた布などを置いてから、本体を設置すると滑らずに作業がしやすいですね。
刃を動かす回数は、商品ごとに違いがありますので確認してください。
また、実際に試して切れ味が良くないようであれば、再度研いで調整してください。
おすすめの電動砥石
砥石は各メーカーからさまざまなタイプが販売され、電動砥石も種類が豊富にあります。
大型から小型まで用途に合わせた商品がありますので、ご自身の目的に合った電動砥石を選ぶようにしてください。
今回は売れ筋商品の中でも、レビュー評価の高い電動砥石をピックアップしました。
プロだけでなく、一般の方も使いやすい商品も紹介しています。
プロから一般家庭まで可「マキタ 刃物研磨機」
| サイズ | 外径200mm、穴径75mm、厚み25mm |
| 価格 | 29,056円 |
| 重さ | 9.62kg |
| 電源 | 電源コード式 |
工具でおなじみのマキタが販売する刃物研磨機です。
マキタが作る商品はどれも品質が高く、国内だけでなく世界からも人気を集めるメーカーで、こちらの電動砥石の評判も高いといえます。
プロでも一般家庭でも使える高機能で、刃物をしっかりと綺麗に研ぐことが可能です。
プロが使う調理用の包丁も問題なく使えますので、価格が高くてもとにかく品質にこだわりたい方は、マキタの刃物研磨機にしておけば間違いありません。
ハサミなど包丁以外の刃物も問題ありません。
他の商品にはない特徴として、刃物の微妙な平行調整ができるため、左右並行に研磨できる優れものです。
多機能な回転砥石「SHINKO ホームスカッター」
ポチップ
| サイズ | 39.5 x 29.5 x 20.2 cm（梱包時） |
| 価格 | 12,642円（単品） |
| 重さ | 5.64kg |
| 電源 | 電源コード式 |
包丁を始めとしたノミ、カンナ、彫刻刀など小物刃物を研ぎやすい電動砥石です。
サイズ感もちょうどよく、しっかりと研げる構造なので、小物刃物の仕上がりにこだわりたい方にはぴったりです。
また、使いやすい機能として以下の内容が搭載されています。
- 正逆回転スイッチ
- 水飛散防止クッションカバー
- 簡易刃物ガイド付き
レビューでも、「簡単に素早くできる」「パワー不足も感じない」「入門者にも使いやすい」といった声が多くありました。
シンプルかつコンパクト「京セラ ダイヤモンドシャープナー」
ポチップ
| サイズ | 15.5 x 9.8 x 7.3 cm |
| 価格 | 3,960円 |
| 重さ | – |
| 電源 | 電池式（アルカリ単3形乾電池4本） |
品質の高い家電製品が多い京セラから販売されている電動ダイヤモンドシャープナーです。
コンパクトでありながら、いろいろな材質の包丁が研げると話題の商品になります。
ステンレス、鋼、セラミック、チタンなど自宅に種類の違う包丁があっても、この一台で全て対応可能です。
セラミックに対応できない商品も多いですが、こちらの商品であれば問題ありません。
使い方も簡単で電動の強い力とダイヤモンドの砥石で、素早く簡単に刃物を研いでくれます。
サイズも小振りで小スペースでも使いやすいので、一家に一つ置いておくと非常に便利です。
電動砥石に関するよくある質問
最後に電動砥石に関するよくある質問をお答えしていきます。
包丁でシャープナーはだめ？デメリットは？
基本的にはシャープナーで包丁を研磨しても問題ありません。
ただし、使い方を間違ってしまうと刃こぼれの原因や痛みの原因になるケースがあります。
というのも、シャープナーは包丁の先端をえぐる構造で研磨するため、必要以上に研磨したり砥石の状態が悪かったりすれば、刃先を悪化させてしまうかもしれません。
また、刃先だけを研磨しているため、直後は切れ味が良くなっても、早いサイクルで切れ味が悪くなる可能性もあります。
ステンレス包丁は研いでも大丈夫？
ステンレス包丁を研いでも問題はありません。
研ぎ方もステンレス特有の方法はなく、どの材質でも研ぎ方は変わりません。
ただし、ステンレスには鋼よりも複数の物質を含み、さらに表面をコーティングしているケースが多いので、研ぎづらいデメリットがあります。
また、使用する砥石もステンレスに対応しているものか確認も必要です。
砥石によって、ある材質に特化したものになっている可能性があるので購入前に注意してください。
ちなみ頻度は、一般家庭であれば1ヶ月〜2ヶ月に1回程度手入れすれば常に良い状態を保つことができます。
業務用・プロ用の電動包丁研ぎ器でおすすめは？
プロにおすすめする電動包丁研ぎ器は、デロンギの「シェフチョイス電動式包丁研ぎ器120N」です。
アメリカ製の丈夫な作りで、長い間使い続けられる商品になります。
値段は高くなってしまいますが、電動式は壊れやすい商品もあり、また買い直すケースになっている方も多いようです。
業務用になれば使用する頻度も高いため、耐久性は重要なポイントといえます。
機能としても荒研ぎ・中研ぎ・仕上研ぎの三段階構造で、丁寧かつ上質な仕上がりになると人気を集めています。
状態に合わせて、研磨のレベルを調整できるのは非常に使い勝手の良い仕様です。
また、片刃だけでなく、両刃に対応したモデルですので、幅広く対応できます。
刃物研ぎ器は自作できる？
刃物研ぎ器の自作は可能ですが、あまりおすすめはしません。
研ぎ師のプロがいるように、刃物を研ぐ作業は思った以上に繊細な作業です。
したがって、使用する機材もしっかりとした作りになっていなければ、かえって刃先にダメージを与えてしまう可能性もあります。
安い包丁研ぎ器も数多く販売しているので、専用の物を使ったほうが間違いありません。
まとめ：電動砥石のデメリットは？買って後悔したくない人に向けて徹底解説！
今回は電動砥石のメリットだけでなく、デメリットも解説し、おすすめの商品も紹介してきました。
電動砥石のデメリットはこちら。
- 高い商品が多い
- 稼働音が大きい
- サイズが大きいタイプは収納や設置場所に困る
電動砥石は、手動タイプよりも簡単かつ素早く刃物を研げる便利なアイテムです。
値段が高い商品も多いですが、仕上がりも均一になりやすいため、一度試してみる価値はあります。
特に、日々使っている包丁が切れなくて困っている方も多いと思いますので、購入を検討してみてくださいね。
ポチップ
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