安全でな暖房器具として、毎年注目を集めるオイルヒーター。
オイルヒーターが気になっている人も多いのではないでしょうか。
「オイルヒーターを購入したいけど、周りに使っている人がいない」
「赤ちゃんがいる部屋でオイルヒーターを使っても大丈夫なの」
わかります、オイルヒーターは安い買い物ではないですから、購入してから後悔したくないですよね。
そこで、今回はオイルヒーターのデメリットを中心にお伝えしていきます。
デメリットを知ってから購入を検討しても遅くありませんよ。
納得のいく買い物ができるように、ぜひ最後までお読みください。
オイルヒーターのデメリット
それでは、オイルヒーターのデメリットからお伝えします。
オイルヒーターのデメリットは、おもに3つあります。
- 温まるのに時間がかかる
- 電気代がかかる
- 処分するのに費用がかかる
一つずつ見ていきましょう。
温まるのに時間がかかる
オイルヒーターのデメリットは、部屋が温まるまでに時間がかかる点です。
オイルヒーターは、電気で温めたオイルを循環させる暖房器具です。
温めたオイルの熱で空気の対流や輻射熱を利用して部屋をじんわりと温めます。
オイルヒーターの特性から、すぐに部屋がポカポカになることはありません。
体が冷え切ってしまうような寒い日に帰宅した際など、すぐに部屋を暖かくしたい場面は多いですよね。
Twitterでは、オイルヒーターは「部屋がなかなか温まらない」といった口コミが多く見られました。
部屋が温まるまでの時間は、オイルヒーターの大きさや部屋の広さ、室温によって異なります。
比較的狭くて、断熱性の高い部屋がオイルヒーターの使用に適しています。
オイルヒーターの特徴を理解して、使用する部屋を選べばデメリット解消につながります。
電気代がかかる
オイルヒーターを使うと、電気代がかかるといわれています。
電気代の値上がりや、電力不足が話題になっていますから高い電気代はマイナスポイントですよね。
オイルヒーターの口コミを見ると、電気代に関心を持っている人が特に多い印象です。
オイルヒーターを使いつつ電気代を節約するには、いくつかポイントがあります。
- 暖かい空気を逃がさない工夫をする
- 適切な温度で使用する
- 電気料金プランを見直す
- 節電機能の付いたオイルヒーターを選ぶ
オイルヒーターの電気代が気になる人は、機種を選んで購入してくださいね。
処分に費用がかかる
オイルヒーターのデメリットとして「処分費用がかかる場合がある」と覚えておいてください。
オイルヒーターは、電気で温めた難燃性のオイルを循環させる暖房器具です。
オイルは密閉されているので、処分する際に自分で抜くことはできません。
自治体によっては、オイルが入っている家電は粗大ごみとして無料で処分できないところもあります。
(参考:「オイルヒーター」は何ごみで捨てればいいですか? – 神戸市 FAQ (kobe.lg.jp))
オイルヒーターを購入する際は、処分する際の「手間や費用」まで考慮しておくと安心ですね。
オイルヒーターのメリット
オイルヒーターは、適切に使用すればメリットのある暖房器具です。
オイルヒーターのメリットは、3つあります。
- 空気を汚さない
- メンテナンスが楽
- 安全に使用できる
詳しくお伝えします。
空気を汚さない
オイルヒーターは、輻射熱を利用して部屋を温める構造です。
そのため、温風を吹き出してほこりやハウスダストを巻き上げたり、空気を乾燥させたりすることがありません。
オイルヒーターは特に以下のような人がいるご家庭で使うと、メリットを最大限発揮します。
- 小さなお子さんがいるご家庭
- 病気の人がいるご家庭
- 介護が必要な人がいるご家庭
- ペットがいるご家庭
- 鼻炎の人がいるご家庭
もちろん、乾燥や静電気が気になる人にもオイルヒーターはおすすめです。
メンテナンスが楽
オイルヒーターのもう一つのメリットは、メンテナンスが楽なことです。
給油をしたり、わざわざ重い灯油を買いに行ったりしなくても大丈夫。
オイルヒーターは、フィルター掃除をする必要もありません。
オイルヒーターの、普段のメンテナンスはサッとホコリを払う程度でOKです。
汚れが気になったときだけ、柔らかい布で拭いてください。
「暖房器具のメンテナンスに時間と手間をかけたくない」人は、オイルヒーターがおすすめです。
安全に使用できる
オイルヒーターは、安全に使用できる暖房器具です。
オイルヒーターに使用されている難燃性のオイルは、完全に密封されているの状態です。
オイルが漏れることはないので、安心してくださいね。
また、本体を1~2秒触っても火傷する心配はありません。
オイルヒーターの有名メーカーデロンギの公式ホームページにも下記のように明記されています。
やけどしにくい表面温度
やけど・火事が起きにくいから安心して使えます。
高い暖房能力と安全性を両立。やけどしにくい表面温度だから安心してお使いいただけます。
引用:デロンギ公式ホームページ
小さいお子さんがいるご家庭では、暖房器具の使用中は常に注意が必要ですよね。
しかし、オイルヒーターなら大丈夫。
ガスや火を使った暖房器具ではないので、正しく使っていれば火事になる心配はありません。
おすすめのオイルヒーターは?特徴別ランキング1位を紹介
オイルヒーターは、特徴を理解して使えばメリットの多い暖房器具です。
オイルヒーターの二大メーカ―『デロンギ』と『アイリスオーヤマ』のおすすめ機種を紹介します。
電気代が安いオイルヒーターはデロンギ「RHJ75V0915-GY」
電気代が安いオイルヒーターをお探しなら、デロンギの「RHJ75V0915-GY」がおすすめです。
「RHJ75V0915-GY」の特徴は、こちらになります。
大きさ(mm) | 幅約300×奥行約535×高さ約680 |
消費電力 | 1500W |
本体重量 | 16.5kg |
適応畳数 | 10~13畳 |
デロンギの「RHJ75V0915-GY」は、20%節電できるECOモード付きです。
「ECOモードボタン」を押すだけの簡単な設定で節電できる、嬉しい機能が付いています。
ON/OFFを細かく設定できるタイマーを搭載。
温まり過ぎを防止して、電気代節約になりますね。
アイリスオーヤマのオイルヒーターでおすすめは「POH-S1208M」
アイリスオーヤマのオイルヒーターなら「POH-S1208M」がおすすめです。
「POH-S1208」の特徴を以下の表にまとめました。
大きさ(mm) | 幅約255×奥行約430×高さ約635 |
消費電力 | 強1200W/中700W/弱500W |
本体重量 | 10.5kg |
適応畳数 | 8畳 |
アイリスオーヤマ「POH-S1208M」のおすすめポイントは、「エコモード」を搭載している点です。
「エコモード」とは、強運転と弱運転を交互に繰り返すことで、通常の運転よりも省エネできる便利な機能です。
温度設定も5℃~35℃まで1℃刻みで可能。
温めすぎを防いで、快適な室温で過ごせます。
勉強部屋や書斎にもおすすめのオイルヒーターです。
デロンギオイルヒーターのおすすめは「JR0812」
オイルヒーターの有名メーカー、デロンギのおすすめは「JR0812」です。
デロンギ「JR0812」の特徴は、以下のとおりです。
大きさ(mm) | 約幅260×奥行425×高さ650 |
消費電力 | 強/1200W、中/700W、弱/500W |
本体重量 | 11kg |
適応畳数 | 8~10畳 |
デロンギ「JR0812」のおすすめポイントは、わかりやすいデジタル表示です。
平均表面温度は約70℃、火傷しにくい設計になっています。
設定温度を保つように、自動でON/OFF切り替える制御機能が付いています。
はじめてデロンギのオイルヒーターを使う人にもおすすめの機種です。
オイルヒーターに関するよくある質問
「オイルヒーターを使ってみたい人」が気になっているのはどんなことでしょう。
オイルヒーターに関するよくある質問をお伝えします。
- オイルヒーターを使う際の注意点は?
- オイルヒーターは体に悪い?
- オイルヒーターの電気代は高すぎる?
オイルヒーターを購入する前に解決しておきたいですよね。
質問に一つずつお答えしましょう。
オイルヒーターを使う際の注意点は?
オイルヒーターを使う際は、転倒に注意してください。
転倒時の対策として安全機能や、チャイルドロックが付いている機種を選べば安心です。
オイルヒーターは、重さがあるため倒れるととても危険です。
火災や火傷のリスクが低い暖房器具ですが、説明書を読み正しい方法で使用しましょう。
オイルヒーターは体に悪い?
オイルヒーターは、輻射熱を利用した安全な暖房器具です。
(参照:デロンギヒーターとは|ゼロ風暖房 デロンギ)
火傷や火災、一酸化炭素中毒など、体に深刻な影響を与えるリスクは低く抑えられています。
ただし、電力を使う器具なのでコードが熱くなり過ぎたり、コンセントにホコリがたまったりしないように注意が必要です。
オイルヒーターの電気代は高すぎる?
オイルヒーターの電気代は、突出して高いわけではありません。
オイルヒーターを10畳までの部屋で1時間使用した平均の電気代は約20.9円です。
(参照:電気代を知る |ゼロ風暖房 デロンギ )
ただし、オイルヒーターはゆっくり部屋を温める特徴があります。
必然的に使用時間が長くなり、電気代がかかってしまう傾向にあります。
電気代を抑えるために、部屋に冷たい空気が入ってこないような工夫が必要です。
まとめ:オイルヒーターのデメリットを徹底解説!
今回はオイルヒーターのデメリットをお伝えしてきました。
オイルヒーターのデメリットは以下の3つです。
- 温まるのに時間がかかる
- 電気代がかかる
- 処分するのに費用がかかる
オイルヒーターを購入してしまってから「こんなはずではなかった」と後悔しないために、デメリットもしっかり知っておいてくださいね。
オイルヒーターは、適切に使用すれば安全で空気の汚れない暖房器具です。
小さなお子さんのいるご家庭や介護をしているお部屋で使うのに向いています。
デメリットとメリットを考慮して、自分に合った暖房器具を選びましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
コメント