「トラックボールにデメリットはある?」
「トラックボールは使いにくい?使い勝手が悪い?」
「絶対に買って後悔しないトラックボールマウスが知りたい」
など、トラックボールに関するお悩みはありませんか。
本記事では、トラックボールのデメリットやメリットを紹介し、トラックボールに関する噂についても解説していきます。
私自身トラックボールを長年に渡って使い倒してきたので、買って後悔しないトラックボールマウスも教えちゃいます。
トラックボールを使いこなせれば、今よりも仕事の生産性が爆上がりする可能性もあるかもしれませんよ。
トラックボールのデメリット
最初にトラックボールのデメリットから見ていきましょう。
長年使ってきたからこそ感じているデメリットだけをまとめました!
- カーソルが滑りやすく細かい作業に不向き
- 慣れるまでに時間がかかる
- 定期的な手入れが苦手な人はストレスを感じる
- 持ち運びに不向き
1つずつ詳しく解説します。
カーソルが滑りやすく細かい作業に不向き
トラックボールはどうしても細かい作業には向いていないマウスです。
私自身で体験した中だと以下のような作業が難しかった印象です。
- イラスト作成
- 図形作成
- 画像や動画編集
- 細い操作が必要になるゲーム
トラックボールはボール式でカーソルを転がせるため、思った以上に移動スピードが早く、細い焦点に合わせたり調整したりする作業がやりづらい形でした。
さらに、縦横の直線的な動きもトラックボールで操作することになるので、変なところで曲がってしまうなど苦戦する場面を何度も体験済みです。
ただし、必ずしも細かい作業ができないわけではなく好みの問題もあります。
知り合いのイラストレーターは効率が良いからとトラックボールを使用していましたので、気になる方は一度試して判断するのをおすすめします!
慣れるまでに時間がかかる
トラックボールマウスは、これまで光学式マウスを使ってきた人であれば「操作難しい……」と最初は感じてしまい、慣れるまでに時間がかかります。
これは当然といえば当然で、親指や人差し指でボールを転がしてカーソル操作をしてきた人はいないので、感覚を掴むまでは苦戦してしまうはず。
思った通りに動かせるようになるまでは、ひたすた練習あるのみです。
私は不器用なタイプですが、それでも2日〜3日程度で感覚を掴み、一週間くらいである程度スイスイと操作していました。
早い人だと半日もあれば慣れてしまう人もいるようです。
トラックボールマウスに関する口コミをいろいろと見ても、「最終的にはなれました!」とレビューしている方が多かったですよ。
定期的な手入れが苦手な人はストレスを感じる
トラックボールマウスは、定期的にマウスの手入れが必須です。
トラックボールを支えている部品にゴミが溜まりやすく、一日中ボールを転がしているだけでもそれなりのゴミが付着しています。
放置してしまうと、ボールの転がりに影響が出てしまうので、定期的な掃除は必須です。
光学式マウスではここまで頻繁に掃除をする機会はないので、めんどくさがり屋であればストレスに感じるかもしれません。
ただ、掃除自体は専用の道具も必要なく、作業自体も単純です。
簡単にボールがマウスから外れてくれるので、ササッとゴミや汚れを取れば完了。
手入れについては性格も関わってくるので、「面倒なのは避けたい」と感じている方にはおすすめできませんね。
持ち運びに不向き
トラックボールマウスは、比較的大きいサイズのマウスが多く重量もあるので、持ち運びには適していません。
職場や外で仕事する時に毎回持参していた方は特に、光学式マウスよりも邪魔に感じてしまうはず。
ただし、持ち運びを想定した小型のトラックボールマウスも存在するので、予算があるなら自宅用と持ち運び用を使い分けると持ち運びを楽にできます。
持ち運び用の専用ケースがセットになっているタイプもあるので、こちらも要チェックです。
トラックボールのメリット
トラックボールマウスは確かにデメリットが多いですが、私としてはそれを超えるメリットを十分に感じています。
メリットはこちら。
- 無駄な動作が無くなるので腕が楽になる
- マウスパッドいらずでスペースを省略化
- カーソル操作のスピードが上がり生産性向上
- デザイン性が良くデスクの見た目が向上
1つずつ詳しく解説します。
無駄な動作が無くなるので腕が楽になる
トラックボールマウスは、腕・手首の操作ではなく指の操作だけに変わるので、無駄な動きが無くなって「腕や肩」が楽になります。
1日8時間以上もPCをいじり続けていると、腕や肩の疲労を感じている方は多いはず。
私はマウス操作につい力も入ってしまうタイプなので、光学式マウスを使っていた時に腱鞘炎を発症した経験もあります。
トラックボールマウスであればマウスを動かすことなく指操作のみなので、驚くほど体への負担は軽減されました。
動作もスムーズなので余計なストレスもなくなり、快適なPC環境が作れるはずです。
マウスパッドいらずでスペースを省略化
トラックボールマウスは、マウスパッドの場所を確保する必要もなく、デスク上のスペースを省略化できます。
デスクのサイズが小さく、マウスの移動にストレスを感じている方は多いですよね。
「マウスの移動距離が足りない!」と嘆いている方にはトラックボールマウスを強くおすすめします。
またカフェなど外で仕事をする場合、小さいテーブルに案内されてもストレスなくマウスを使える点もメリットですね。
カーソル操作のスピードが上がり生産性向上
トラックボールマウスを使えばカーソル移動のスピードが格段に上がり、操作も楽になるため、生産性は爆上がりになると言っても過言ではありません。
正直私も、「そんなに変わらないでしょ?」と思っていましたが、驚くほどカーソル操作が楽に早くできるようになったので、トラックボールマウスを使い始めてから仕事のスピードは向上したと思います。
ワードやエクセルを使った資料作成、文章作成や装飾など、カーソルを素早く動かせることで次の動作にいち早く移れます。
このちょっとした時間の短縮が、結果的に大きな効果を生み出してくれるんですよね。
デザイン性が良くデスクの見た目が向上
トラックボールマウスは他のマウスと違って、デザイン性に優れているので、使っているだけでデスク周りがスタイリッシュに見えます。
作業をするデスクやパソコン周りの見た目にこだわりたい方も多いはず。
トラックボールマウスには独特なフォルムや色合いをしたマウスが存在するので、お気に入りの1つをぜひ見つけてください。
トラックボールのおすすめ
トラックボールマウスには、たくさんの商品が販売されています。
形や使い心地は種類によって大きく変わってくるので、購入前には入念なリサーチが必須です。
知らずに購入して「イマイチだった……」なんてことも。
トラックボールを長年使い倒してきた私が買って後悔しないおすすめ商品を2つ紹介します。
初めてトラックボールを使う方でも安心してお使いいただけますよ。
ロジクール:MX ERGO MXTB1s
マウスといえば「ロジクール」と言われるほどの人気メーカーで、機能だけでなく「使用者の腕が疲れない」と高い評判を集めています。
その中でもハイエンドモデルのMX ERGOは、親指型のトラックボールの中で最もおすすめの商品です。
- マウスの傾斜角を調整できる
- 誰でも感じられるフィット感
- 高性能のトラックボール
- カスタマイズできる多ボタン搭載
- 驚異の高速充電バッテリー
- 選べるワイヤレス接続
大きな特徴として、自然に近い手のポジションでマウス操作ができるように、マウスの傾斜角を2段階調整が可能で、自分の好みに合わせることができます。
一度使ってみると分かるのですが、「角度が違うだけでこんなに楽なの?」と思わず感じてしまうと思います。
実際にロジクール社は被験者20人を対象に調査を行い、通常のマウスに比べて手や腕の筋緊張を20%軽減できたデータもあるようです。
MX Ergoは、優れた人間工学専門家が設定した基準に従って設計され、テストされており、姿勢を改善し、筋緊張を減らします。
ロジクール
加えて、35mmの大きなトラックボールには「オプティカルセンサー」と呼ばれる精確な操作を可能にする機能が付いているので、使いやすさはピカイチといえます。
機能性も高く多ボタンを搭載しているので、カーソル操作以外にもボタンで作業効率化が狙え、初心者からヘビーユーザーまで満足できる内容です。
高速充電式バッテリーも搭載し、1分間の充電で8時間も使えるという驚きのパワーも持っています。
ワイヤレス接続も可能で、「Blutooth」と「Unifyingレシーバー」の2種類に対応し、利便性も◎です。
ロジクール:ERGO M575
「予算は少ないけどロジクールを使いたい!」方なら、M575がおすすめです。
ロジクールの中でも、手が届きやすいトラックボールマウスとして人気を誇っている商品で、使いやすさや一定レベルの機能性はしっかりと揃っている商品になっています。
ロジクールらしく、手の構造に合わせて本体の傾斜が最適化されていて、誰が使っても疲れずスムーズに使える設計です。
34mmのトラックボールも滑らかな動きで、カーソル操作も同価格帯の他社製品よりも使いやすいイメージ。
電池タイプになりますが、単3電池1本で最大2年間使用できるほど電池持ちが良く、面倒な電池交換の頻度を最小限減らすことができる仕様になっています。
アレンジできるボタンは5個搭載され、業務効率化もできる機能性です。
エレコム:M-MT2BRS
多種多様な商品を揃えるエレコムから販売されているトラックボールマウスで、外出先で使いやすい小型サイズの商品です。
ポータブル性に特化していて、手のひらに収まってしまうサイズに仕上げられ、持ち運びに不向きとされるトラックボールをストレスなく持ち出せます。
Bluetoothで接続できるので余計な機器を用意することなく使用可能です。
小さくてもカスタマイズできるボタンを5個も搭載しているので、外でも効率良く仕事を進められますよ。
私も最初はロジクールのマウスを持ち運んでいましたが、サイズ感がどうしても気になってしまい、エレコムのM-MT2BRSに切り替えて使い分けています。
トラックボールに関するよくある質問
最後にトラックボールに関するよくある質問をまとめていきます。
トラックボールは親指は疲れる?
トラックボールは親指への負荷は高く、慣れていない方は特に疲れを感じてしまうかもしれません。
カーソル移動が多い作業をする方であれば、常に親指を動かすことになるので、次第に親指が凝ってくる感覚はあると思います。
ちなみにトラックボールには、人差し指で操作するタイプや手のひらで操作するタイプがあります。
親指タイプが疲れて合わないと感じる方は、タイプを変えてみるのも手ですよ。
トラックボールマウスの使い方は?
トラックボールマウスの使い方自体は簡単で、指や手のひらでトラックボールを転がしてカーソルを操作するだけです。
使い方自体は簡単ですが、コツを掴んで慣れるまでにはどうしても時間がかかってしまいます。
使い方のコツは以下の通りです。
- 自分に使いやすいトラックボールを選ぶ
- 狙った場所にカーソルを移動させる練習を何度もする
- カーソルの感度を少しずつ調整していく
- とにかくトラックボールに触れて感覚を掴む
トラックボールマウスは使いにくい?使い勝手悪い?
トラックボールマウスは、慣れてしまえば使い勝手は良く、作業効率化に最適です。
カーソル移動が素早く出来るだけでなく、多機能ボタンが付いているマウスも多いので、生産性向上が狙えます。
ただ、トラックボールマウスが向いていない作業もあり、人によっては使いにくいと感じるケースもあるでしょう。
使いにくい作業は以下となります。
- イラスト作成
- 図形作成
- 画像や動画編集
- 細い操作が必要になるゲーム
女性が使いやすいトラックボールマウスは?
女性にも使いやすいとして人気商品なのは、ロジクールのM575です。
手のサイズが小さい方でも、問題なく使えるという口コミも多く、操作性の良さや手が出しやすい価格帯でおすすめ。
女性によるレビュー記事も多く、どれも高評価でした!
まとめ:トラックボールのデメリットは?後悔してやめた人の噂を徹底解説!
本記事では、トラックボールのデメリットやメリット、おすすめの商品まで紹介してきました。
トラックボールのデメリットはこちら。
- カーソルが滑りやすく細かい作業に不向き
- 慣れるまでに時間がかかる
- 定期的な手入れが苦手な人はストレスを感じる
- 持ち運びに不向き
トラックボールは使い始めこそ苦戦すると思いますが、慣れてしまえば作業効率を上げられる優れたアイテムだと思います。
パソコンを日々使っている方はぜひ試してみてください。
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