衣類を吊るしたままシワ伸ばしができると話題の『衣類スチーマー』
気になっている人も多いのではないでしょうか。
「衣類スチーマーで本当に服のシワがとれるのかな?」
「アイロンと衣類スチーマーどっちを買えばいい?」
衣類スチーマーを買ってしまってから後悔したくないですよね。
そこで今回は、衣類スチーマーのデメリットを中心にお伝えしていきます。
あなたが衣類スチーマーを買う前に、この記事を読んで検討してみてください。

衣類スチーマーのデメリット

それでは、買ってから後悔したくない人に向けて衣類スチーマーのデメリットをお伝えします。
衣類スチーマーを使用している筆者が考えるデメリットは、おもに3つあります。
- パリッと仕上がらない
- 伸ばせる面が少ない
- シワが伸びにくい部分がある
一つずつ解説します。
パリッと仕上がらない
衣類スチーマーは、衣類をハンガーに掛けたままスチームを当てます。
そのため、アイロンのようにピシッとした折り目を付けたい仕上がりにはなりません。
アイロンは、アイロン台を使用して圧をかけてシワを伸ばしますよね。
この点がアイロンと衣類スチーマーの大きな違いです。
アイロンと比較すると「パリッと」「ピチッと」した仕上がりに、物足りなさを感じる人もいます。
筆者の場合、ビジネスやフォーマル用の服にはアイロンを使用するようにしています。
一方、毎日着るようなカジュアルな服は、衣類スチーマーを使用。
目的に合わせて使い分けていますよ。
伸ばせる面が少ない
衣類スチーマーは、蒸気が出ているヘッドを衣類に当ててシワを伸ばします。
蒸気が当たらない部分はシワがとれない構造です。
蒸気が出ているヘッド部分は、アイロンのように面ではありません。
そのため、1枚のシャツを伸ばすのに何度もスチーマーを上下・左右に動かす必要があります。
衣類スチーマーは「面倒だ」と感じる人もいるでしょう。
シーツなどの大きな物を伸ばすには、衣類スチーマーは適していないといえます。
あくまでも、手軽に衣類のシワを伸ばす用途で使うのがおすすめです。
シワが伸びにくい部分がある
筆者が使ってみて、衣類スチーマーでシワを伸ばしにくいと感じる箇所はこちらです。
- シャツの襟や袖口
- 生地の厚みがある部分
- 衣類の端の部分
筆者が使用している衣類スチーマーは、熱い蒸気が出るタイプ。
そのため手で衣類を引っ張りながらスチームを当てるのが難しい部分は、シワを伸ばしにくいと感じます。
細部を気にせずに「シワがない印象」の衣類に仕上げたいときに衣類スチーマーを使うのがおすすめです。
衣類スチーマーのメリット

衣類スチーマーには、もちろんメリットもあります。
筆者が衣類スチーマーのメリットだと考える点は、おもに3つあります。
- 手軽に使用できる
- 除菌消臭効果が期待できる
- スイッチを入れてから立ち上がりが早い
詳しくお伝えします。
手軽に使用できる
衣類スチーマーの最大のメリットは、手軽さです。
着ようと思っていた服が「シワシワだった」と朝気付いたとしても、衣類スチーマーを使用すれば大丈夫。
ハンガーに掛けたままシワを伸ばせるので、アイロン台を出す必要もありません。
こちらは、衣類スチーマーの使い方の動画です。
手軽さが伝わりますでしょうか。
アイロンがけが難しいズボンやスカートも、掛けたままならすぐにシワを伸ばせます。
「身だしなみを整えたい」「忙しくてアイロンがかけられない」このような人に衣類スチーマーは最適です。
除菌消臭効果が期待できる
衣類スチーマーの使用によって、除菌消臭効果が期待できます。
(参照:手軽で安心。衣類の除菌 | コンテンツ一覧 | アイロン・衣類スチーマー | Panasonic)
なぜなら、多くの菌は高温で除菌できるからです。
いやな臭いの原因となる菌も除菌できますから、消臭効果も期待できます。
頻繁に洗濯できないスーツやコートなどの除菌消臭に、衣類スチーマーを使用してはいかがでしょう。
他にも以下のような布製品に衣類スチーマーを当てることで、気持ちよく使用できます。
- バック
- クッション
- カーテン
- ソファーカバー
- ぬいぐるみ
- マスク
日々使用しているもので、洗濯が難しい布製品は意外に周りにあふれています。
衣類スチーマーを使用すれば、気になったときにサッと除菌消臭できるのでおすすめです。
スイッチを入れてから立ち上がりが早い
衣類スチーマーは立ち上がりが早いので急いでいるときもすぐに使用できます。
アイロンですと、シワが気になっても「アイロン台を出す」「アイロンのスイッチを入れてから温まるまで待つ」など時間がかかります。
急いでいるときは、短い時間でももったいないですよね。
スイッチを入れてから、衣類スチーマーが使用できるまでの時間は19秒~40秒です。
(参照:衣類スチーマーTOP | アイロン・衣類スチーマー | Panasonic)
これなら、急いでいるときも慌てずにシワを伸ばせますね。
衣類スチーマーの評判・口コミ
20代女性
満足度:
メリット:
アイロン台がなくてもよく、省スペースになる。忙しい朝でも、ささっと衣服のシワを伸ばせて手軽。小型なので場所を取らない。軽いので手も疲れない。ミストでシワを伸ばすので、服にあまりダメージがいかない気がする。
デメリット:
スチームが出過ぎてビチャっとなることがある。普通にアイロンをかける方がしっかりシワがとれる。水をいちいち入れたり出したりがめんどくさい。コンセントか邪魔になるので、充電式のもがあったら便利だと感じる。
20代女性
満足度:
メリット:
ハンガーに服をかけたまま出来るのでアイロン台を用意したりする手間がないし立ち上がりが早いので出掛ける前にサッと服のしわを治せて便利でした。またアイロンをしてはいけないダウンやニットなどの素材も衣類スチーマーは使用可能だし蒸気でやるおかげかかけた後はふんわりとした仕上がりになりとても良かったです。
デメリット:
衣類スチーマーは、一回で結構な量の水蒸気を使うのですぐにタンクに入っていた水が無くなってしまい毎回お水を入れにいかないといけないのがめんどくさかったです。
またしわを伸ばしている最中に蒸気を噴射して手に火傷を何回かしたことがあるのでもう少し火傷しにくいような作りにしてほしかったです。
50代女性
満足度:
メリット:
ニットやブラウスの袖など、ふわっと仕上げたい服には最適だと思います。喪服のように、2〜3日連続して着用する場合、スカートの座りシワなどが気になりますが、スチームをかけて一晩おくと、気にならなくなります。また、臭いも取れます。
デメリット:
きちんとシワを伸ばしたい服には、不向きだと思います。例えば、ブラウスの身頃やカッターシャツなどは、スチームをかけるだけでは、シワがとれません。なので、アイロン台を使ってかけますが(我が家の衣類スチーマーは両用)スチーマー自体が軽いので、しっかりシワをのばすことができません。
30代女性
満足度:
メリット:
スイッチを入れたら割とすぐ使え、アイロン台をわざわざ出さなくてもハンガーに掛けたまま使えること、ちょっとしたシワ伸ばしにはアイロンが苦手な人でも手軽に使え、あとはコンパクトなので普通のアイロンより場所をとらないのがいいと思う。
デメリット:
水を入れるタンクの容量が少なくすぐに水がなくなり、ハンガーに掛けて使う場合はずっと持っとくには女性には少し重いので腕が疲れるしコードが邪魔。そしてあまりピンとシワは伸びないのでちょっとしたシワ伸ばしにしか向かない。
30代女性
満足度:
メリット:
アイロン台がいらずハンガーにかけたまま皺を伸ばすことができるので簡単で、スチーマー自体もコンパクトなので収納に場所を取ることがなく、電源さえ取れればどこでも使うことができるので便利で使い勝手が良いと感じています。
デメリット:
水がすぐなくなってしまうので何度か吸水が必要な点、温度が何度かわからないのでデリケートな素材には使うことができない点、使い方を間違えると水でベタベタになってしまう点、ハンカチなどには使い勝手が悪い点については改善されるといいと思っています。
50代男性
満足度:
メリット:
アイロン台が無くても使えるという手軽さが良い点です。
特に便利だったのがシャツのシワとりでした。
ハンガーにかけてシャツを吊り、そこを衣類スチーマーをあてていくことでシワがとれていきます。
普段からシャツをハンガーにかけている私としては前準備がほぼ要らないので便利でした。
デメリット:
取りづらいシワがあるところです。
アイロン台を使ってアイロンを使った場合と比べると、シワがとれづらいんです。
特にシワシワになったシャツだとほぼ改善しませんし、するにしてもかなり時間がかかってしまいます。
機能性という面ではイマイチだなって感じました。
※クラウドワークスと口コミ投稿フォームからの口コミになります。
衣類スチーマー徹底比較!ランキング1位のおすすめはどれ?

ここからは、衣類スチーマーで有名なメーカーを徹底比較します。
メーカーの中でおすすめの機種を1つずつ選んでいます。
あなたの衣類スチーマー選びの参考にしてくださいね。
ティファール | Panasonic | 東芝 | |
---|---|---|---|
メーカー特長 | 調理器具や電気ケトルでも有名 フランスの企業 | エアコンや洗濯機などの白物家電で有名 日本の大手電機メーカー | 家電から重工業分野まで手掛ける日本の 総合電機メーカー |
おすすめ製品 | アクセススチームホワイト | NI-FS790 | TAS-X6 |
重さ | 1,220g (タンクが空のとき) | 690g | 690g(コードレス時) 840g(コード付き時) |
立ち上がり時間 | 40秒 | 19秒 | 「高」約1秒10秒 「中」約55秒 「低」約40秒 |
タンク容量 | 185ml | 115ml | 115ml |
温度調節 | なし | 3段階 | 3段階 |
コードレス | なし | なし | あり |
衣類スチーマー:ティファールのおすすめ『アクセススチームホワイト』

ティファールのおすすめ衣類スチーマーは『アクセススチームホワイト』です。
1分間に平均18gのパワフルスチームが繊維の奥まで浸透。
衣類のシワをしっかり伸ばします。
付属のアタッチメントブラシを使えば、繊維の方向を整えることも可能です。
ティファールのアクセススチームシリーズは、こちらの動画で紹介されています。
パワフルな衣類スチーマーをお探しの人はティファールの『アクセススチームホワイト』を検討してはいかがでしょう。
衣類スチーマー:パナソニックのおすすめ『NI-FS790』

パナソニックのおすすめ衣類スチーマーは『NI-FS790』です。
『NI-FS790』の特長は、360°のパワフルスチーム。
1分間に平均15gのスチームが、どの向きに傾けても噴射されます。
アイロンのように使用することも可能。
コンパクトでシンプルな設計で場所をとらずに収納できるところもポイントです。
パナソニック『NI-FS790』の紹介は、こちらの動画をご覧ください。
アイロンの機能を兼ね備えた衣類スチーマーをお探しの人にパナソニック『NI-FS790』がおすすめです。
衣類スチーマー:安くておすすめなのは『Hiworld 衣類スチーマー』

Hiworldの『衣類スチーマー』の特長はこちらになります。
梱包重量 | 0.59㎏ |
立ち上がり時間 | 20秒 |
タンク容量 | 130ml |
温度調節 | なし |
コードレス | なし |
Hiworldの『衣類スチーマー』は、約20秒という立ち上がりの速さがおすすめポイントです。
毎分12gのスチームがパワフルに噴射されます。
連続運転10分ですから、忙しい朝にサクッと衣類のシワを伸ばしたい人におすすめです。
Hiworldの『衣類スチーマー』はAmazonで、高い評価を得ています。
まず立ち上がりの早さに満足です! スイッチをONにし、30秒と待たずに蒸気を出せる状態になります。
引用:Amazon
しっかりしわを伸ばせますし、室内干し匂い対策にもなります。 アイロン台を使うのがおっくうになっていたので、これから大活躍しそうです。
お得な衣類スチーマーをお探しの人は、Hiworldの『衣類スチーマー』を検討してはいかがでしょうか。
衣類スチーマー:コードレスでおすすめなのは『東芝 TAS-X6』
東芝の衣類スチーマー『TAS-X6』は、コードあり・なしどちらでも使えるのが特徴です。
コードレス時は、1分間に14gのスチームが衣類のシワを素早く伸ばします。
ワンプッシュで連続約2分間の連続噴射が可能。
『TAS-X6』の特長は、こちらの動画をご覧ください。
コードレスタイプの衣類スチーマーをお探しの人は、東芝『TAS-X6』を検討してはいかがでしょうか。
衣類スチーマーに関するよくある質問

「衣類スチーマーを買う前に、疑問を解消しておきたい」人に向けてよくある質問にお答えします。
衣類スチーマーに関するよくある質問は、以下の3つです。
- 衣類スチーマーはシワが取れない?効果なしってホント?
- 衣類スチーマーが使えない素材は?
- 衣類スチーマーはアイロンの代わりになる?
一つずつ解説します。
衣類スチーマーはシワが取れない?効果なしってホント?
衣類スチーマーでシワをとるには、片手で裾や袖口をやや引っ張りながら上から下へスチームを当てるのがポイントです。
(参照:衣類スチーマー | よくあるご質問 | ティファール【公式】 (t-fal.co.jp))
シャツの場合は、襟もとや袖口のボタンをとめてスチームを当てるとシワが取れやすくなります。
シワが気になる箇所や生地が厚い部分は、裏側からもスチームを当てるのおすすめです。
折り目を付けるようなパリッとした仕上がりを目指す場合は、アイロンを使うのがよいでしょう。
衣類スチーマーが使えない素材は?
衣類に付いている「洗濯タグ」を確認するのがおすすめです。
「アイロン不可」のマークが付いていたら、衣類スチーマーは使えない素材です。
皮革製品には衣類スチーマーは使えません。
カシミヤ・シルク・ウール・アクリルなどの繊細な素材は、スチームヘッドを直接あてずに離して使用してください。
(参照:【衣類スチーマー】使える素材とかけ方のコツ – アイロン/衣類スチーマー – Panasonic)
衣類スチーマーはアイロンの代わりになる?
衣類スチーマーは、アイロンのようにシワを伸ばす目的で使用できます。
ただし、アイロンとは仕上がりが違う点を覚えておきましょう。
アイロンはプレスしてシワを伸ばすので、折り目をつけたりパリッと仕上げるのに向いています。
衣類スチーマーは「全体的にシワがない衣類」を着たいときに向いています。
衣類スチーマーには、アイロン台を使用すればアイロンのように使用できる機種もあります。
まとめ:衣類スチーマーのデメリットは?買ってから後悔したくない人に向けて徹底解説!
今回は「買ってから後悔したくない人」のために、衣類スチーマーのデメリットをお伝えしました。
衣類スチーマーのデメリットは、おもに3つあります。
- パリッと仕上がらない
- 伸ばせる面が少ない
- シワが伸びにくい部分がある
デメリットを知ったうえで、衣類スチーマーを買うかどうか検討してくださいね。
もちろん衣類スチーマーには「急いでいるときにサッと使える」というメリットがあります。
アイロンがけは時間をとられる作業です。
忙しい人は、衣類スチーマーを使うことで負担が軽くなるでしょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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