竹製まな板を使ってみたいと思っても、以下のようなことが気になっていませんか。
「手入れはどうすればいいの。割れたり歪んだりしないのかしら」
「竹製まな板ってカビが心配」
まな板には、樹脂やプラスチック、ガラス、木など多くの素材がありますよね。
他の素材と比較して竹製のまな板は、お手入れにコツが必要です。
本記事では「竹製のまな板を買おうか迷っている」人に、竹製まな板のデメリット・メリットをしっかりとお伝えします。
記事の後半では、おすすめの竹製まな板を紹介しています。
ぜひ最後までお読みください。
竹製まな板のデメリット
先ずは竹製まな板のデメリットからお伝えしましょう。
デメリットをしっかり知っておけば、竹製まな板を買ってから後悔せずにすみますよ。
竹製まな板の主なデメリットは、以下の3点です。
- 使い始めに作業が必要
- 洗い方に注意が必要
- 表面がささくれやすい
詳しくお伝えします。
使い始めに作業が必要
竹製まな板は使い始める前に、油を塗る作業が必要です。
「今までのまな板は、購入してすぐに使えた」
「竹製まな板は手間がかかるな」
と感じる人にとっては、デメリットになりますね。
竹製まな板は油を塗ることで表面がコーティングされて、汚れや傷がつきにくくなります。
竹製まな板に塗る油は、乾性油(かんせいゆ)がおすすめです。
食用の乾性油は、亜麻仁油、向日葵油、紅花油などがあります。
食用の油を使用すれば、食材が直接触れるまな板に使っても安心ですね。
手順は以下のようになります。
- キッチンペーパーや柔らかい布を使って、竹製まな板の表裏、側面にまんべんなく油を塗る
- しっかり乾かす
少し手間がかかりますが、竹製まな板を長く使うためにぜひやっておきましょう。
洗い方に注意が必要
竹製まな板は、洗い方に注意が必要です。
竹製まな板は使ったらすぐに「洗う」「乾かす」と覚えておいてください。
洗い物をまとめて済ませたい人にとっては、デメリットに感じますよね。
汚れが残ったままにしたり、水に長く浸けておくと竹製まな板を傷める原因になります。
使ったらすぐに、柔らかいスポンジで優しく汚れを洗い流して乾燥させましょう。
竹製まな板は抗菌作用があるので野菜を切った程度でしたらサッと汚れを流すだけで大丈夫。
汚れを残をすぐに落とせば、カビも生えにくくなります。
表面がささくれやすい
竹製まな板は、お手入れの方法によっては表面がささくれやすくなります。
ささくれが食品に混入してしまうのが心配ですよね。
竹製まな板の表面がささくれてしまうのは、いくつか原因があります。
もっとも考えられる原因は「強く洗い過ぎ」です。
竹製まな板は、ゴシゴシ洗う必要はありません。
柔らかいスポンジで優しく洗うようにしてください。
竹製まな板が乾燥してささくれている場合もあります。
使用する前には表面を湿らせる、使用した後は水気を取りしっかり乾燥させる。
この2点を注意するだけで、ささくれが抑えられますよ。
ささくれが気になったら、やすりで表面を削り乾性油を塗っておきましょう。
竹製まな板のメリット
竹製まな板には、もちろんさまざまなメリットがあります。
竹製まな板のメリットで特にお伝えしたいのは以下の3点です。
- 長く使える
- そのまま食卓に出せる・おしゃれ
- 竹の持つ抗菌性
一つずつ解説していきます。
長く使える
まな板には、シリコン、プラスチック、木などさまざまな素材のものがありますよね。
中でも竹製のまな板は、手入れをしながら愛着を持って長く使いたい調理器具です。
竹はしなやかさと強度のある植物です。
木製まな板と比較しても、竹製まな板は反り返ったり、割れたりする心配が少ない素材。
抗菌性や耐水性に優れているのが竹製まな板のメリットです。
竹製まな板を使ってみると、適度な硬さで包丁の当たりがとてもスムーズに感じます。
食材を切るときの音もプラスチックやシリコン製のまな板とは違い、風情がありますよ。
Twitterでは、竹のまな板を推す口コミがありました。
まな板は食材の色がついてしまったり、黒ずんだりすると気になりますよね。
竹製まな板の黒ずみが気になったら、以下のお手入れをしてください。
- サンドペーパーで表面を削る
- オイルを塗ってしばらく置いておく
表面を削るメンテナンスは、頻繁にやる必要はありません。
自分でお手入れするのが不安な人は、購入したメーカーに相談してみましょう。
メンテナンスに対応しているメーカーもありますよ。
そのまま食卓に出せる・おしゃれ
竹製まな板は、料理を盛り付けて食器のように使えます。
天然素材でナチュラルな雰囲気がおしゃれですよね。
丈夫でサイズもさまざまな竹製まな板は、アウトドアの食事でも大活躍します。
私は小ぶりな竹製まな板をキャンプに持って行きます。
野菜やパンを切るのに使ったり、食器として使ったりできますよ。
食事の写真を撮るときに、竹製まな板を使うとおしゃれな写真が撮れるのも気に入っています。
しっかりした作りです。
まな板としても、ちょっとしたものを乗せるのにも枠にはまらず活用しています!
引用:楽天市場
幅広く活用できる竹製まな板は、おしゃれで便利ですね。
竹の抗菌性
竹はもともと抗菌性がある植物です。
古くから日本では竹の持つ抗菌性に注目して、生活の中で活用してきました。
(出典:農林水産省Webサイトしなやかに美しく!暮らしに竹をとり入れよう:農林水産省 (maff.go.jp))
食品が直接触れるまな板は、雑菌の繁殖や臭い移りが気になりますよね。
抗菌性に優れた竹製のまな板なら、衛生的に使用できて安心です。
衛生面で竹製まな板を評価している人の口コミが多数ありました。
肉、魚の匂いを抑えてくれる効果もあり、竹の模様も気に入っています。
乾きが早く、プレートとしても使える良い商品ですね。
引用:楽天市場レビュー
おすすめの竹製まな板5選
ここからは、インターネットで販売しているおすすめの竹製まな板を5つ紹介します。
使いやすさ重視でおすすめする商品です。
「竹製まな板を使ってみたい」と思った人は、参考にしてくださいね。
HHXRISE まな板
HHXRISE まな板の特徴はこちらです。
大きさ | 長さ33 x 幅20x 厚さ1.5cm |
形状 | 長方形 |
注意点 | オーブン・レンジ・食洗器不可 |
お手入れ方法 | 使用後は早めに洗い流す。よく乾かして保管する。 |
♦HHXRISE まな板のおすすめポイント♦
取っ手付きの形状で、お手入れしやすいと高評価を獲得している商品です。
天然素材、有機竹使用で抗菌効果が期待できます。
まな板のカビや雑菌の繁殖を抑える「高温炭化技術」を採用しています。
毎日のお料理には「使いやすさ・手入れのしやすさ」が重要なポイントですよね。
YOSHIKI良木工房 竹製 カッティングボード
YOSHIKI良木工房 竹製 カッティングボードの特徴は以下のとおりです。
大きさ | 長さ36x 幅26 x 厚さ1.5cm |
形状 | 円形 |
注意点 | オーブン・レンジ・食洗器不可 |
お手入れ方法 | 色が薄くなってきたら、まな板の表面にオリーブオイルを薄く塗布 |
♦YOSHIKI良木工房 竹製 カッティングボードのおすすめポイント♦
丸い形がおしゃれな竹製まな板です。
ピザボードとして、または大皿の代わりに、そのまま食卓で使用できます。
天然竹を使用し、大豆油で仕上げた製品です。薬品を使用していない安心感があります。
使ってみると丸いまな板は、利用範囲が広いのでおすすめです。
HHXRISE 大きい まな板
HHXRISE 大きい まな板の特徴をまとめました。
大きさ | 長さ38.6 x 幅26.7Wx厚み 1.5 cm |
形状 | 長方形 |
注意点 | オーブン・レンジ・食洗器不可 |
お手入れ方法 | 使用後早めに汚れを洗い流すよく乾かして保管 |
♦HHXRISE 大きい まな板のおすすめポイント♦
最初に紹介したメーカーの製品です。
こちらは形状に特徴があります。
切った素材を入れておく部分があり、ボールを使う手間がありません。
溝が付いているので、水分が流れるのを防いでくれます。
「高温炭化技術」を採用した商品です。
少し大きめな食材もカットしやすいまな板です。
食材を置ける場所は、「便利」と感じる人と「無くてもいい」と感じる人がいますよね。
使用する目的やスペースを考慮して選んでください。
良木工房 YOSHIKI まな板 溝付き
良木工房 YOSHIKI まな板 溝付きの特徴は、こちらをご覧ください。
大きさ | 長さ33×幅25.2×厚さ1.8cm |
形状 | 長方形 |
注意点 | オーブン・レンジ・食洗器不可 |
お手入れ方法 | 色が薄くなってきたら、まな板の表面にオリーブオイルを薄く塗布 |
♦良木工房 YOSHIKI まな板 溝付きのおすすめポイント♦
丸いまな板と同じメーカーの製品です。
手ごろな大きさなので、ちょっと野菜を切りたいときなどに向いています。
取っ手のないシンプルなまな板を探している人におすすめ。
周りにある溝がとても便利です。
テーブルの上でフルーツやお肉を切っても水分が流れません。
Takemi竹美 まな板 3点セット
Takemi竹美 まな板 3点セットの特徴をまとめました。
大きさ(㎝・約) | 大:長さ33×幅24×厚さ1 中:長さ28×幅21.6×厚さ1 小:長さ20×幅15×厚さ1 |
形状 | 長方形 |
注意点 | オーブン・レンジ・食洗器不可 |
お手入れ方法 | 色が薄くなってきたら、まな板の表面にオリーブオイルを薄く塗布 |
♦Takemi竹美 まな板 3点セットのおすすめポイント♦
大きさの違う3枚の竹製まな板セットでコスパ抜群です。
使う場面や切る素材に合わせて使い分けができます。
小サイズには取っ手の穴がありませんので、ご注意ください。
お試しで竹製まな板を使ってみたい人にもおすすめです。
竹製まな板に関するよくある質問
デメリット・メリットをしっかり確認して「竹製まな板を使ってみたい」と思った人は多いでしょう。
ここからは、竹製まな板を使い始める前に知っておきたい「よくある質問」を2つ紹介します。
- 竹製まな板のカビ予防・手入れ方法は?
- 竹製まな板で肉を切った後の手入れ方法は?
一つ一つ見ていきましょう。
竹製まな板のカビ予防・手入れ方法は?
竹製まな板のカビ予防で大切なのは、使用したらすぐに洗って乾かすことです。
汚れたままにしたり、水に浸けっ放しにするとカビの原因になります。
天然素材ですから、熱湯をかけたり漂白剤を使用してのお手入れはおすすめできません。
使用したらすぐ洗って、風通しのよい場所で乾かす、この2点がお手入れのポイントです。
竹製まな板で肉を切った後の手入れ方法は?
竹製まな板で肉を切った後は、以下の要領で手入れをしてください。
- 水でサッと汚れを流す
- たわしで繊維に沿って優しく洗う
- しっかりすすぐ
- 乾燥させる
スポンジでゴシゴシ洗うとささくれの原因になりますから注意してください。
中性洗剤を使わずに粗塩や重曹で洗っても良いでしょう。
竹製まな板は、抗菌防臭効果が期待できるので肉を切るのにも適しています。
まとめ:竹製まな板のデメリットを徹底解説!
今回は「竹製まな板を買おうか」迷っている人に向けて、竹製まな板のデメリットを解説してきました。
竹製まな板のデメリットは主に3つあります。
- 使い始めに作業が必要
- 洗い方に注意が必要
- 表面がささくれやすい
竹製まな板を使ったことがない人にとっては「手入れに手間がかかる」と感じますよね。
しかし、竹製まな板にはメリットも多くあります。
私は竹特有の抗菌防臭効果に特に魅力を感じて使っています。
まな板としてだけではなく、食卓にそのまま出せる応用範囲の広さも竹製まな板人気の理由です。
デメリットとメリットをよく検討して、あなたも竹製まな板を使ってみませんか。
愛着のある調理器具を使えば、毎日の料理が楽しくなりますよ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
使い始めに作業が必要洗い方に注意が必要表面がささくれやすい
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