「ヨーグルトメーカーが気になっているけれど、使いやすいのだろうか?」
「どのようなデメリットがあるのだろう?」
ヨーグルトメーカーを購入しようか悩んでいる方の中には、このような疑問を浮かべている方もいらっしゃるかもしれません。
ヨーグルトメーカーとは、牛乳とヨーグルトを使用して簡単にヨーグルトを作れる機械のことです。
一定の温度を保ちながら発酵して作るもののため、ヨーグルトの他に味噌や甘酒なども作れます。
そんなヨーグルトメーカーですが、いくつかデメリットもあります。
本記事では、ヨーグルトメーカーを購入しようか迷っている方へデメリットやメリット、おすすめのヨーグルトメーカーを紹介します。
ヨーグルトメーカーのデメリット
初めに、ヨーグルトメーカーのデメリットを見ていきましょう。
- 作るのに時間がかかる
- 作る量の調整が難しい
- 物によっては手入れが面倒
- 失敗することもある
1つずつ解説していきます。
作るのに時間がかかる
ヨーグルトを作るには、発酵させるための時間が必要です。
人の好みによっては6時間など、長い時間発酵させて食べたいという人もいます。
当然、発酵させている間はヨーグルトが食べられません。
小さいお子さんであれば、「我慢できない…!」と騒ぎ出すこともあるかもしれませんね。
待ち時間を作ることなくすぐ食べれるようにするためには、事前にいつどの程度食べるかを予想しておいて、前もって作っておく必要があります。
作る量の調整が難しい
ヨーグルトメーカーは、機械に牛乳パックを設置させて作りますが、どのくらいの量が作れるのかわかりにくいというデメリットがあります。
口コミにもある通り、牛乳パック1本分を使ってしまうと多くて食べきれないかもしれません。
冷やして長期間置いておくのも心配ですよね。
ヨーグルトメーカーで作る際は、まずはお試しで1本作ってみてから量を調節したり、牛乳を減らして作ったりなど工夫が必要です。
物によっては手入れが面倒
同じヨーグルトメーカーでも、調理器タイプの場合は調理器の消毒が必要です。
ヨーグルト以外も作れて便利ではありますが、お手入れの手間があります。
牛乳パックタイプの場合は、牛乳パックをそのまま指して使うため手入れはほとんど必要ありません。
使うたびに洗うのが面倒に感じそうなら、牛乳パックタイプの購入をおすすめします。
失敗することもある
ヨーグルトメーカーという機械を使うものの、作るのは人間です。
当然ながら、失敗することもあります。
最初は量がわからなかったり、温度設定や保温時間を間違えたりなどで、上手く作れないこともあるため、デメリットに感じてしまうかもしれません。
とはいえ、ヨーグルトメーカーは手順さえ踏めば簡単に作れるものであるため、失敗しないよう自分なりのコツが掴めれば、美味しいヨーグルトが作れます。
ヨーグルトメーカーのメリット
次に、ヨーグルトメーカーの以下3つのメリットを解説していきます。
- コストを抑えながら大量のヨーグルトが作れる
- ヨーグルト以外にも使える
- 値段が比較的安い
コストを抑えながら大量のヨーグルトが作れる
ヨーグルトメーカーは、1度に500ml〜1l程度と大量のヨーグルトが作れるため、毎日たくさんヨーグルトを食べるご家庭にとってはとてもメリットに感じられます。
比較的価格の高い乳酸菌入りのヨーグルトなどを使って作れば、さらにコスパよくヨーグルトメーカーを活用できます。
消費量が多いと買いに行く頻度も上がって大変ですし、何よりコストがかかります。
ヨーグルトメーカーを使えば、コストを抑えつつたくさんヨーグルトが摂れるので、ヨーグルトをたくさん食べる方にとってはお財布にとても優しく経済的です。
ヨーグルト以外にも使える
ヨーグルトメーカーで作れるのは、ヨーグルトだけではありません。
以下のものも作れます。
- 甘酒
- ハム
- ローストビーフ・チキン
- 納豆
- 温泉玉子
- 味噌
- 塩麹
一定の温度を保てる機能を活用すれば、家で発酵食品が作れるというのはとても便利です。
料理好きの人は料理の幅を広げられますし、ご家族も喜ばせられます。
値段が比較的安い
ヨーグルトメーカーの値段はピンからキリまでありますが、3,000円〜4,000円ほどの価格帯が多く、手軽に買えます。
メーカーによっては3,000円以下のものもあります。
近年は、乳製品などさまざまなものが値上がりしているため、家計が火の車だというご家庭も多いはずです。
値上がりが家計を圧迫しているという状況の中で、「3,000円〜4,000円ほどのお金を出せば何度もヨーグルトが作れる」と考えると経済的といえます。
使用するヨーグルトの値段や消費する頻度にもよりますが、家計を少しでも助けることになるため、買って損はありません。
機能自体はどれも機能はほぼ同じであるため、価格重視で選ぶのもありです。
人気のおすすめヨーグルトメーカーはどれ?
ヨーグルトメーカーを購入しようと思ってもさまざまな種類があるため、どうしても迷ってしまいます。
中でも、筆者がおすすめしたいものは以下の通りです。
- ビタントニオ ヨーグルトメーカー VYG-30
- 発酵フードメーカー LOE037-RD
- とろっとのむヨーグルトメーカー
ビタントニオ ヨーグルトメーカー VYG-30
飲むヨーグルトのようななめらかさがあるヨーグルトが作れます。
口当たりがいいため、誰でも食べやすいです。
まろやかでクセのない風味があり、フルーツを入れたりハチミツをかけたりと、カスタマイズも楽しめます。
時間・温度を設定できる自動メニュー機能がついており、作りたいヨーグルトを選ぶだけで済むため、操作性も高いです。
ボタンの表記は英語のため、どのボタンを押せば何ができるのかなどは説明書を見る必要がありますが、丁寧に解説をしてくれているので問題ありません。
低温調理の方法などが載ったレシピブックが付属品としてついているため、ヨーグルト以外の調理に活用したい方や、料理の幅を広げたい方にもぴったりです。
BRUNO 発酵フードメーカー
ヨーグルトに加え、発酵食品・調味料のレシピブックがついています。
酸味とコクのバランスがしっかり摂れたヨーグルトが作れる本商品は、酸味のあるヨーグルトが苦手という方でも食べやすい仕上がりになります。
操作性としては、4つほどしかボタンがないため、シンプルすぎて逆に戸惑ってしまうかもしれません。
しかし、説明書をしっかり読み、使い方を覚えてしまえば手間なく設定できます。
色は赤とベージュの2種類があり、インテリアとしても使える家電が人気のBRUNOらしいデザインです。
おしゃれなヨーグルトメーカーが欲しい方、生活感を出したくない方にもおすすめできます。
とろっとのむヨーグルトメーカー
濃厚すぎずなめらかなヨーグルトに仕上がるのが特徴です。
まるでギリシャヨーグルトのようなしっかりとした口当たりで、コク重視の方にとっては満足感を得られます。
また、ヨーグルトだけでなく、チーズや納豆などの発酵食品・調味料も作れます。
ボタンが大きいため、どのボタンで何を設定できるのかがわかりやすく、操作性は高めです。
更に、温度と時間が同時に表示されるため、調理途中でも確認できます。
試行錯誤してヨーグルトを作りたい方、さまざまな料理に挑戦したい方にはおすすめです。
ヨーグルトメーカーに関するよくある質問
ここからは、ヨーグルトメーカーに関するよくある質問にお答えします。
- ヨーグルトメーカーは食中毒にならないの?
- ヨーグルトメーカーは節約にならない?コスパ悪い?
- パックごと入れて作れるヨーグルトメーカーはどれ?
ヨーグルトメーカーは食中毒にならないの?
結論から言うと、ヨーグルトメーカーを使用することで食中毒になる可能性はあります。
以下のような原因があります。
- 容器の消毒が不十分
- 作った後に冷蔵庫に入れない
- 賞味期限切れのヨーグルトを使って作った
主な原因として多いのは、消毒が不十分であることです。
消毒がしっかりできておらず、容器の中で発酵と同時に雑菌も増えてしまったのだと考えられます。
雑菌の付いた手で作ったり、容器や器具の消毒をしないで作ったりなどをしてしまうと、雑菌が増えたヨーグルトを食べてしまって食中毒になってしまうかもしれません。
容器や器具はきちんと消毒し、手もしっかり洗うようにすれば防げますので実践してみてください。
また、ヨーグルトメーカーでヨーグルトを作った後、冷蔵庫に保存せずそのまま置いておくのもよくありません。
雑菌を増やさないためにも、作ったらすぐに冷蔵庫に入れて保存してください。
ヨーグルトメーカーは節約にならない?コスパ悪い?
ヨーグルトメーカーは、ご家庭によっては節約になり、コストパフォーマンスに優れています。
例えば家族4人で、1パック400gのプレーンヨーグルトを約2日半で食べきっているとします。
週で換算すると約3パック(1,200g)の消費、ヨーグルトが1パック150円とすると約450円かかっており、ひと月4週あるとして一か月で1,800円の消費です。
そして、ヨーグルトメーカーで材料となる1リットルの牛乳を、1本約180円だとします。
牛乳5本分のヨーグルトを作るとしたら、月に約900円の出費です。
プレーンヨーグルトを購入した時と比べた時の差額は、月900円になります。
月計算で、900円ヨーグルト代が安くなるイメージです。
パックごと入れて作れるヨーグルトメーカーはどれ?
牛乳パックごと入れて作るヨーグルトメーカーはさまざまありますが、中でもおすすめしたいのが「発酵グルメポット(PR-SK007)」という商品です。
発酵グルメポットであれば、牛乳パックごと入れて作れるだけでなく、温度は1℃刻みで20~65℃まで設定でき、タイマーは1時間刻みで1〜48時間設定できるなど機能面はとても優秀です。
更に、ホワイト×木目調のデザインになっているなどおしゃれ面でも優秀で、インテリアに馴染みやすくなっています。
手軽にヨーグルトを作りたい方に向いている商品です。
まとめ:ヨーグルトメーカーのデメリットを徹底解説!
改めて、ヨーグルトメーカーのデメリットをおさらいします。
- 作るのに時間がかかる
- 作る量の調整が難しい
- 物によっては手入れが面倒
- 失敗することもある
ヨーグルトメーカーを使ってヨーグルトを作るのは時間がかかるため、食べる時間から逆算して、前もって作っておく必要があります。
量の調節も最初は難しいため、まずは少しずつ牛乳を使用し、徐々に減らしたり増やしたりすると良いです。
ヨーグルトをたくさん食べるから自分で作りたい、ヨーグルトを購入する頻度を減らして節約したいと考えているのであれば、ぜひ本記事を参考にヨーグルトメーカーを選んでみてください。
そして購入後は、初めから完璧に作ろうと考えず「失敗してもいいや」ぐらいの気持ちで作ってみてくださいね。
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