「乾燥機付き洗濯機にデメリットはない?」
「縦型とドラム式はどっちがおすすめ?」
「乾燥機能に特化したタイプが欲しい。どのタイプ?」
乾燥機付き洗濯機を購入したいけど、どれを買えばいいか迷っている人はいませんか。
乾燥機付き洗濯機は家事の時間を短縮して、「毎日の生活をより豊かにしてくれる」と年々人気を集めている洗濯機です。
「干す手間が無くなる」などメリットしかないように思われがちですが、実はデメリットを知っておかないと思わぬ落とし穴に落ちる可能性があります。
この記事では、乾燥機付き洗濯機のデメリット・メリットについて解説していきます。
さらに縦型・ドラム式のタイプ別におけるデメリット・メリットもまとめました。
記事を読んでいただければ、乾燥機付き洗濯機を購入するうえで把握しておくべきポイントが分かり、後悔のない買い物が進められるはずです。
また、「縦型」「ドラム式」のどちらを購入すべきかも分かるようになりますので、最後までご覧ください。
乾燥機付き洗濯機のデメリット
乾燥機付き洗濯機があれば外に干す手間が無くなり、忙しい家事も時短になるというイメージがあると思います。
しかし、「洗濯が楽になる」「時間が節約になる」とメリットだけをみてしまうと思わぬ落とし穴に落ちてしまうかもしれません。
まずは乾燥機付き洗濯のデメリットから確認していきましょう。
デメリットは主に以下の3つです。
- 乾燥モードの時は音が大きい
- 乾燥が電気代が予想以上にかかる
- 乾燥は思った以上に時間がかかる
一つずつ詳しく解説していきます。
乾燥モードの時は音が大きい
洗濯機に付いている乾燥モードを作動させている間は「ゴォォォ」と大きな音が発生します。
機種によって音の大きさにはバラつきはあるものの、基本的には「乾燥時はそれなりの音がでる」と思ったほうがよいでしょう。
特にこれまで乾燥機を使ったことのない人は「こんなに音がするの?」と驚かれるかもしれませんね。
特にマンションやアパート暮らしの人で、夜間に洗濯したい人は注意が必要でしょう。
できるだけ音の大きさを抑えたい人は、製品の仕様書にあるdb(デジベル数)を確認してください。
基本的に55dbを超えると耳障りに感じやすいとされています。
目安としては掃除機の音量が60db前後です。
静音性の高い洗濯機も最近は増えていますのでよく確認してみましょう。
乾燥は電気代が予想以上にかかる
乾燥機能は非常に便利なものの、電気代が予想以上にかかるのが難点です。
「外干ししない分電気代がかかるのは当然」と思うかもしれませんが、安易に考えていると思った以上の電気代に驚く人も多いはず。
ちなみに電気代は縦型・ドラム型によっても変化します。
また、乾燥タイプが「ヒーター式」か「ヒートポンプ式」によっても変わるので、欲しい機種がどれくらいの電気代になるか確認しておきましょう。
洗濯〜乾燥まで実施した時の電気代(目安)を記載しておきます。
製品仕様 | 価格 |
縦型×ヒータータイプ | 1回50円〜60円前後 |
ドラム式×ヒータータイプ | 1回50円〜55円前後 |
ドラム式×ヒートポンプタイプ | 1回20円〜32円前後 |
電気代を気にする方は、ドラム式のヒートポンプタイプを選んでおけば間違いありませんね。
また、月で洗濯の回数を決めて想定以上に電気代がかからない工夫をしておくのも電気代を抑えるコツです。
乾燥は想像以上に時間がかかる
洗濯機で洗濯物を乾燥させる場合は、2〜3時間程度は必要となります。
コインランドリーを使用した経験がある人は、「30分〜1時間くらいで乾くのでは?」と考える人もいるかもしれません。
家庭用で使う洗濯機には大きさも熱量も限界があるため、乾くまでに一定の時間を必要とします。
乾燥時間のおおよその目安ですが、6kg程度の洗濯量で2時間〜3時間は必要と覚えておきましょう。
ただし洗濯物の量や洗濯機のグレードによって前後しますので、自宅で出る洗濯物の量と機種の乾燥パワーがマッチする洗濯機を選ぶ必要がありますね。
過去にマッチしていない機種を購入してしまい「1日中乾燥が終わらない」なんてこともありました…。
対策としては厚手や大きい洗濯物だけは外干し、小物は乾燥機など使い分けるのも乾燥を早く終わらすコツです。
乾いたバスタオルを一緒に入れると乾燥時間が短くなるなど、ちょっとした裏技もあるので覚えておきましょう。
縦型の乾燥機付き洗濯機特有のデメリット
洗濯機には縦型とドラム式の2種類が存在します。
「結局どっちがいいの?」と迷ってしまう人も多いはず。
まずはそれぞれのデメリットを確認していきましょう。
縦型の乾燥機付き洗濯機のデメリットは主に以下の3つです。
- 乾燥によるシワがつきやすい
- 洗った洗濯物を全て乾燥できない
- 節水性に劣る
乾燥によるシワがつきやすい
縦型洗濯機で乾燥をするとシワが発生しやすい特徴があります。
「こすり洗い」で汚れを落とすタイプになるので、洗濯時にクシャクシャになりやすく、そのままヨレた状態で乾燥をするため、結果的にシワになる形です。
特にシワが発生しやすい素材は「麻・レーヨン・綿」で、シワになりやすい衣類は「ワイシャツ・ジーンズ・シーツ類・綿パン」などになります。
ドラム式でも多少シワにはなりますが、縦型洗濯機は対策をしてなければガッツリとシワになるイメージですね。
あまりにもひどいと洗濯物同士がグルグル巻きになっているケースもありますよ。
とはいえシワになりにくいコツもあり、確実に対策をすれば多少でもシワを和らげることはできるので、簡単な方法を紹介しておきます。
- 乾燥機にかける洗濯物を少量にする
- 脱水後にシワを伸ばしてから乾燥する
- タイマーを使って乾燥時間を調整する
洗った洗濯物を全て乾燥できない
縦型洗濯機の乾燥機能は、洗濯層の容量に対して半分以下の量でなければ乾燥できない機種が多いため、一度に全ての洗濯物を乾燥できない可能性があります。
例えば10kg洗える容量の洗濯機だった場合、5kg程度までしか一度に乾燥できない形です。
よって、洗う量の調整が必要だったり、たくさん洗った時は外干しと分けたりなど手間がかかるでしょう。
利便性を求めて乾燥機付きを購入したのに「手間が増えた!」なんてことになりかねないので注意してくださいね。
節水性に劣る
縦型洗濯機はドラム式洗濯機と比べてたくさんの水を使用して洗うため、節水性はドラム式と比べて劣ります。
最近は縦型洗濯機でも節水タイプの製品も多く出ているようです。
ただ節水タイプは少ない水で洗うので、以下の点に注意が必要かもしれません。
- 洗濯物から落ちた染料が濃くなってしまい色移りする
- 洗剤量が多いことで濃度が濃くなり洗濯物に黒ずみが発生する
ただし節水性に劣る分、たくさんの水でしっかり洗えるので、洗浄力の高さはドラム式よりも優れているメリットもあります。
汚れ物が多い家庭には、縦型洗濯機がおすすめといえるでしょう。
ドラム式の乾燥機付き洗濯機特有のデメリット
次にドラム式の乾燥機付き洗濯機のデメリットをみていきましょう。
デメリットは主に以下の3つです。
- 生地が傷みやすくデリケートな衣類には不向き
- フィルター掃除などの手間が多い
- 洗浄力は縦型洗濯機よりも低い
1つずつ解説していきます。
生地が傷みやすくデリケートな衣類には不向き
ドラム式洗濯機は「たたき洗い」で洗浄し高音の温風で乾燥させるため、衣類にダメージを与えやすい洗濯機です。
生地が傷みやすいため、デリケートな衣類には不向きとされています。
さらに一度に回す洗濯量が少ない場合、通常モードで洗ってしまうとたたき洗いによる衝撃を受けやすくなってしまうので、より傷みやすいといわれています。
ドラム式洗濯機には「クリーニングモード」や「柔らかモード」が搭載されていることが多いので、デリケートな衣類は別で優しく洗うようにすれば問題ないでしょう。
フィルター掃除などの手間が多い
ドラム式洗濯機は縦型洗濯機と比べて手入れをするフィルターが多く、頻繁に掃除する必要があります。
掃除するフィルターは2箇所あり、「乾燥フィルター」と「排水フィルター」です。
乾燥フィルターは使用する度に掃除、排水フィルターは2週間に1度掃除が推奨されています。
「そんなに掃除する必要ある?」と疑問を感じるかもしれませんが、詰まりや空気の通りが悪くなり性能の低下、故障の原因になるので忘れずに手入れをする必要があります。
フィルター掃除はどうしても人の手が必要になるので、慣れるまでは我慢との戦いになってしまうかもしれませんね。
洗浄力は縦型洗濯機よりも劣る
ドラム式洗濯機は縦型と比べて使用する水の量が少ないことから、洗浄力が劣るとされています。
水が少ないことで洗剤の泡立ちが弱いというのも一つの要因でしょう。
頑固な汚れには以下の対策をしておけばドラム式洗濯機でも汚れに対応できます。
- 汚れた箇所に直接洗剤をつけておく
- 事前に手洗いで揉んでおく
- すすぎ回数を増やす
また最近の機種では汚れを落ちやすくするために温水による洗浄機能を搭載しているドラム式洗濯機もありますよ。
乾燥機付き洗濯機のメリット
ここからは乾燥機付き洗濯機のメリットをみていきます。
メリットは主に以下の3つです。
- 悪天候でも気にせず洗濯が可能
- 洗濯にかかる時間の節約
- 花粉やホコリがつかず花粉症(鼻炎)対策になる
1つずつ解説していきます。
悪天候でも気にせず洗濯が可能
乾燥機付き洗濯機であれば、いつでも好きなときに洗濯が可能です。
乾燥機能が無ければ天候次第で洗濯が左右されるだけに、最大のメリットではないでしょうか。
「休日にまとめて洗濯しようと溜めていたら連日雨だ」「梅雨でずっと洗濯ができない」と悩まされる人は多いですが、乾燥機能があれば自由に洗濯が可能です。
洗濯ができないイライラは多くの人が感じていると思います。
日々のストレスを少なくしたい人には間違いなくおすすめでしょう。
洗濯にかかる時間の節約
乾燥機付き洗濯機によって、干す時間を短縮することで時間の節約が可能です。
通常洗濯は洗浄から干す時間まで考えれば、1時間程度の時間を必要とします。
乾燥付き洗濯機であればボタン一つで乾燥まで完了してしまうので、主婦の味方といっても過言ではありません。
少しでも時間を短縮できれば一息つく時間を作ることもできるでしょう。
花粉やホコリが付かず花粉症(鼻炎)対策になる
洗濯機で乾燥まで終わらせれば外干しをする必要がなくなり、衣類に花粉やホコリが付くのを回避できます。
よって花粉症や鼻炎持ちの人が症状を悪化させない対策になるでしょう。
近年、花粉症や鼻炎に悩まされている人は多く、洗濯して綺麗になったはずの衣類に花粉やホコリが付着して症状が悪化している可能性があります。
外干しが無くなれば、少しでも症状を抑えるきっかけにもなるので、花粉症や鼻炎持ちの人には乾燥機付きがおすすめですよ。
縦型の乾燥機付き洗濯機特有のメリット
縦型の乾燥機付き洗濯機にはどんなメリットがあるのでしょうか。
メリットは主に以下の3つです。
- 洗浄力がドラム式より高い
- 価格が安く手が出しやすい
- 子どもの安全面はドラム式より高い
洗浄力がドラム式より高い
縦型洗濯機は泥よごれに強く洗浄力に優れています。
たくさんの水を使用して「もみ洗い」をするため、ドラム式よりも洗浄力が高いといえるでしょう。
子どもがいる家庭であれば泥だらけの洗濯物、汚れる仕事をしている家庭であれば油やホコリが付いた洗濯物などがでると思います。
いろいろな汚れをしっかり落としてくれる洗濯機が欲しい人は、縦型洗濯機がおすすめです。
価格が安く手が出しやすい
縦型の乾燥機付き洗濯機はドラム式よりも価格が安い機種も多く、手が出しやすいのがメリットです。
ピンキリではありますが、グレードの高い機種でも10万〜15万円前後が相場になっています。
安い機種であれば10万円以下で購入できる機種もあります。
反対にドラム式はグレードが高い機種・人気機種は20万円を超えることが多く、高価なモデルが多いといえます。
子どもの安全面はドラム式より高い
縦型洗濯機であれば子どもが洗濯槽に入る心配もなく安全面が高いといえます。
ドラム式だと子どもが登れる位置に洗濯槽があるので、興味本位で中に入ってしまう危険性があります。
一応ドラム式にはチャイルドロック機能もありますが、うっかりかけ忘れてしまう可能性もあるので安心はできません。
子どもの安全を万全に整えたい家庭であれば縦型洗濯機がおすすめです。
ドラム式の乾燥機付き洗濯機特有のメリット
最後にドラム式の乾燥機付き洗濯機のメリットをみていきます。
メリットは主に以下の3つです。
- 乾燥機能を重視するならドラム式
- 節水機能が高く節約できる
- 洗濯機の上に物が置ける
乾燥機能を重視するならドラム式
ドラム式洗濯機は乾燥機能に優れているので、衣類をしっかりと乾かすには最適です。
ドラム式の洗濯槽は斜めもしくは横向きになっていることで、洗濯物が回ったときに上から下へふんわりと落ちます。
この動きによって温風が全体に行き渡るので、縦型よりも短時間で乾燥が完了できます。
さらに「ふんわり」「シワが少なく」仕上がる点もメリットです。
節水機能が高く節約できる
ドラム式洗濯機は使用する水の量が少なく縦型洗濯機よりも節水が可能です。
どれくらいの節水効果があるかを比較してみます。
標準的な洗濯機で使用する水の量
- 容量10kgの縦型洗濯機:110リットル前後
- 容量10kgのドラム式洗濯機:70リットル前後
機種やグレードによって水量は変化しますが、ドラム式が節水に優れていることは容易に分かっていただけると思います。
光熱費を節約したい人はドラム式洗濯機にしておけば間違いありません。
洗濯機の上に物が置ける
ドラム式洗濯機は洗濯機の上に物が置ける利便性を兼ね備えています。
「そんなことメリットなの?」と感じるかもしれませんが、日々使っているなかで私が非常にメリットに感じている部分です。
洗濯機を置いている場所はスペースが広くないため、「タオルを一瞬置きたい」「洗剤を置きたい」「詰め替え作業するスペースがない」という場面が意外と多いもの。
そんなときにドラム式洗濯機であれば、上にフラット面があって物が置けるので便利です。
一人暮らしや狭い家に住んでいる人は特におすすめ。
乾燥機付き洗濯機の評判・口コミ
20代男性
満足度:
メリット:
洗濯したあとにすぐ乾かしたいという場合に洗濯機に乾燥機が付いていると、乾かす時間が短縮できるので非常に助かります。特にカーディガンや毛布といった水を含むと重くなってしまうものは乾燥機にかけると軽くなって干しやすいのでその点が特に便利です。
デメリット:
乾燥機付き洗濯機は非常に便利ですがカーディガンなどを乾燥機にかける場合は注意が必要だなと感じました。乾燥機にかけすぎると縮んでしまって着れなくなってしまうので衣類の種類によって乾燥時間に気を使わなければならない点が少々面倒です。
30代男性
満足度:
メリット:
梅雨の時期など外干しができない日にも洗濯ができるのは大きなメリット。また、スイッチ一つで洗濯から乾燥まで完結し、洗濯物を干す時間が節約できる点もありがたく、特に仕事やプライベートの予定が立て込んでいるときに重宝している。洗濯物を干すスペースを気にしなくて大丈夫な点も良い。
デメリット:
乾燥機の稼働音がやや大きく、マンション暮らしのため、夜間の使用は隣人への迷惑になる恐れがあると思った。また、洗濯のみの場合と比べて2倍以上時間がかかってしまう、衣類の生地によってはヨレや縮みが発生してしまうといった点にやや難がある。
30代女性
満足度:
メリット:
夜に洗濯し、干して浴室乾燥にかけていたので、干す手間がなくなったので大分楽になった。また、浴室乾燥機にかけるより、消費電力が少ないので、電気代が下がり、お財布にも優しいと思った。商品代は高いが、元は取れると思う。
デメリット:
洗濯物の量が多いとしっかり乾かないことがある。また、一度にたくさん入れると乾燥時間が長くなり、電気代がかかる。乾燥後はすぐに取り出さないと、シワになりやすいものは特にシワになるので、あとで洗い直したりする手間がある。
50代男性
満足度:
メリット:
なんと言っても、洗濯と乾燥を一度に行えるという点が最高です。普通の洗濯機と違って、洗濯後の衣類を干す必要がなくて、とても助かっています。また、天気が悪かったり、洗濯物が多いときに、それらを非常に実感できます。あとは、すぐに洗濯物が乾燥するため、カビや臭いニオイが発生するのを防いでくれる。
デメリット:
まずは、一般的な洗濯機よりも高価なことと、乾燥にはそれなりに時間がかかり、電気代が思ったより高くなる。あとは、服が縮む原因になると言われているから、今のところ実感はないが、そこらへんは不安ですね。コスト面ではよく考えないと怖い。
20代男性
満足度:
メリット:
洗濯から乾燥までこなしてくれる万能家電だと思いました。自分が使っていた機種は洗剤が自動投入だったのでとても家事が楽になりました。値段が自分にとってはかなり高価でしたが、それを回収できるくらいの価値はあるなと思っております。
デメリット:
先ほども述べたように、値段がかなり高価なので中々手の出しにくいものかなと感じております。また金額を出し惜しんで安い機種を買った友人曰く、洗濯時の音がとてもうるさいとのことも聞いたのである程度価格帯は高いもの買うとなるとやはり値段がとてもネックになります。
30代女性
満足度:
メリット:
6人家族で毎日洗濯物が多いので、雨が続く日や、梅雨の時期、冬の乾きにくい日には浴室乾燥と併用してとても重宝しています。特に外に干せない日やベランダに干しきれない日に子どもがおねしょをして大物を洗濯しないといけないときは、本当に助かっています。
デメリット:
縦型の乾燥機付洗濯機を使用しています。仕上がりがシワシワなので、服はそのまま着ることができません。また、大物や厚手のバスタオルなんかは、乾いている部分と乾いていない部分にムラがあります。それから、これは仕方ないことですが、電気代が高くなります。
※クラウドワークスと口コミ投稿フォームからの口コミになります。
乾燥機付き洗濯機のおすすめランキング
縦型乾燥機 | ドラム式乾燥機 | |
---|---|---|
洗浄力 | 水量多くしっかり洗える | 水量が少なくやや劣る |
節水性 | ドラム式よりも低い | 節水性は高い |
乾燥機能 | 一度に多く乾燥できない | ふんわりとしっかり乾燥する |
価格 | 安い | 高い |
安全性 | 高い | 低い |
シワ | シワが発生しやすい | シワが発生しにくい |
ここまで各タイプにおけるメリット・デメリットをみてきました。
総合的な評価に基づいて、買って後悔しない乾燥機付き洗濯機を3点紹介します。
今回はコスパ・デザイン・高評価の3カテゴリに分けて最もおすすめしたい機種を選んでいます。
HITACHI 縦型ビートウォッシュ BW-DV80G
価格 | ¥101,290(2023/3時点) |
サイズ | 幅57cm×高さ104cm×奥行63.5cm |
質量 | 52kg |
騒音レベル(洗濯/脱水/乾燥) | 32/37/43dB |
洗濯容量/乾燥容量 | 8kg/4.5kg |
電気代 | 洗濯:1.5円 洗濯乾燥:45.1円 |
水道代 | 洗濯:25円 洗濯乾燥:27円 |
「ナイアガラビート洗浄」により大流量・高濃度で洗うので予洗い不要の洗浄力です。
温水の力で黄ばみを落としてニオイの原因菌を除菌もしてくれます。
衣類をからみにくく動かし、シワを抑えて仕上げる「シワ低減コース」、水で洗えないものも除菌・消臭する「除菌清潔コース」など多彩なコースを用意しています。
状況に合わせた使い方で満足のいく洗濯が実現できるでしょう。
新ファンモーターでシワを伸ばしながら乾燥するので、従来の縦型洗濯機よりもシワが気にならない機能を搭載しています。
使い勝手はとてもいいです。
音も結構静かなので、明け方起きる前に洗濯が終わるように予約していても、睡眠を邪魔されることもないです。
洗濯完了音でやっと目が覚めるほどなので、とても満足してます。
乾燥もしっかりできて、とてもふわふわになるので、タオル類は結構な頻度で乾燥を使ってます。
引用元:Amazon
【デザイン】パナソニック ドラム式ななめドラム洗濯乾燥機 NA-VG2700L-K
価格 | ¥258,000(2023/3月時点) |
サイズ | 幅60cm×高さ105cm×奥行66.5cm |
質量 | 74kg |
騒音レベル(洗濯/脱水/乾燥) | 32/42/46dB |
洗濯容量/乾燥容量 | 10kg/5kg |
電気代 | 洗濯:1.9円 洗濯乾燥:53.5円 |
水道代 | 洗濯:21円 洗濯乾燥:18円 |
エレガントかつおしゃれなデザインの洗濯機です。
特に「スモーキーブラック」カラーは置いておくだけで部屋の雰囲気を高めてくれるはず。
「スゴ落ち泡洗浄」で濃密泡が衣類に浸透して隅々まで汚れを落としてくれるので洗浄力も申し分なしです。
衣類を乾かすだけでなく、シワも抑える「低温風パワフル乾燥」を採用しています。
ナノイーXを搭載しているので、衣類の消臭効果も期待できます。
デザインに一目惚れして、我が家でも購入を検討しています。
バスタオル7枚とフェイスタオル7枚が完全に乾きました。ふっかふかです。前に使っていた洗濯機の乾燥は5時間回しても生乾きの仕上がりだったので、家庭用の洗濯機の乾燥機能に全く期待を持ててなかったのですが、すごいっす!完全に舐めてました。
デザイン性が良く、とても満足しています。
引用元:価格.com
【高評価】ドラム式 パナソニック NA-VX900BL
価格 | ¥277,000(2023/3月時点) |
サイズ | 幅60cm×高さ105.8cm×奥行72.2cm |
質量 | 79kg |
騒音レベル(洗濯/脱水/乾燥) | 32/41/46dB |
洗濯容量/乾燥容量 | 11kg/6kg |
電気代 | 洗濯:1.9円 洗濯乾燥:24.1円 |
水道代 | 洗濯:21円 洗濯乾燥:15円 |
最上位モデルで2度洗いモードを搭載したドラム式洗濯機です。
特徴でもあるこのモードは予洗いの後に排水を行い、本洗いはキレイな水で洗浄するので汚れ移りをおこさない仕様になっています。
毛布洗いに「約40度毛布コース」、短時間で洗濯槽洗浄ができる「サッと槽すすぎコース」など便利な機能が揃っています。
ドラム式は手入れが面倒ですが、手入れのタイミングを教えてくれる「槽洗浄サイン」も搭載。
乾燥機能も問題なしで、「すぐに乾く」「ふかふか」という声も多数寄せられています。
レビュー評価が高く、価格.comでも満足度4.78をキープしています。
口コミ数も900前後と購入者も多く人気を集めていますよ。
ホントに買ってよかったです!乾燥機付き洗濯機なら絶対パナソニックと決めていました。1年前から検討していましたが、30万近くするのでなかなか、商品がいいとわかっていても踏み切れず。。。2人目の妊娠がわかり、購入を決意しました。
こちらが届いて、毎日ふかふか!雨の日でも3時間ほで乾燥が終わるのでかなり快適です!」
引用元:楽天市場
乾燥機付き洗濯機に関するよくある質問
最後によくある質問をまとめました。
乾燥機付き洗濯機は乾かない?
結論、乾きます。
ただし以下の条件によって乾く時間や一度に乾かせる量が変化します。
- 縦型もしくはドラム式なのか
- 容量に対してどれくらいの洗濯量なのか
乾燥機付き洗濯機はドラム式と縦型どっちが人気?
どこを重視するかで人気度は変化してしまうので、どちらが人気かは分かりづらい形です。
ここではカテゴリ別でおすすめしたいタイプを紹介しておきます。
- 乾燥機能:ドラム式
- 節水性:ドラム式
- 洗浄力:縦型
- 価格:縦型
乾燥機付き洗濯機は1人暮らしにデメリットある?
一人暮らしで乾燥機付き洗濯機を使う場合のデメリットは「電気代」です。
乾燥機能は電気を多く消費するため、洗濯回数が増える度に電気代は通常よりもかかってしまうでしょう。
光熱費を抑えたい一人暮らしには不向きといえます。
乾燥機付き洗濯機はシワができたり縮む?
乾燥機能を使った場合、シワや縮みに繋がってしまうケースがあります。
特に縮みやすい素材やシワになりやすい生地があるので注意が必要です。
詳しくはこちらをご覧ください。
「ドラム式洗濯機は二度と買わない」と言われるのはなぜ?
ドラム式洗濯機は「高機能」「手軽」というイメージを持っている人が多くいます。
実際には「頻繁にフィルター掃除が必要」「洗浄力が弱い」といったデメリットがあり、事前にマイナス部分を把握せず購入している人も多いようです。
後悔のない買い物をするためには、メリットだけでなくデメリットを理解しておきましょう。
ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。
まとめ:乾燥機付き洗濯機のデメリットを買ってはいけないと後悔したくない人に向けて徹底解説!
この記事では乾燥機付き洗濯機のメリット・デメリットを解説し、おすすめの商品も合わせて紹介してきました。
乾燥機付き洗濯機のデメリットはこちら。
- 乾燥モードの時は音が大きい
- 乾燥が電気代が予想以上にかかる
- 乾燥は思った以上に時間がかかる
乾燥機能がついて入れば生活が便利になる反面、デメリットも存在します。
また、縦型・ドラム式によってもメリット・デメリットが違うため、今回の記事を参考に後悔のない製品を購入してくださいね。
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