「タオルウォーマーっていいの?」
「デメリットはないのだろうか」
タオルウォーマーを買うべきか悩んでいる方の中には、このような疑問を浮かべている方もいらっしゃるかもしれません。
タオルウォーマーは、タオルだけでなくバスルーム全体を温めてくれる室内ヒーターのことです。
壁掛けタイプと置き型タイプがあります。
「カビを防げる」「電気代が安く済む」などのメリットがある一方で「工事が必要」「設置場所に困る」などの声もあります。
本記事では、タオルウォーマーのデメリットやメリット、おすすめのタオルウォーマーを紹介します。
本記事を読むことで、タオルウォーマーを買うべきかどうか、買っても後悔しないかがわかるため、ぜひ最後までご覧ください。
タオルウォーマーのデメリット・注意点
初めに、タオルウォーマーのデメリットを見ていきましょう。
- 工事が必要になることもある
- 設置スペースが確保できない
工事が必要になることもある
壁掛けタイプのタオルウォーマーだと、壁に穴を開けなくてはならないため、工事が必要になります。
マンションにお住まいの場合は、工事をしてもいいか管理会社への確認が必要です。
また、工事をするための費用も確保しなくてはなりません。
ただ、壁掛けタイプでも工事が必要のないものや、置くタイプのものもあります。
工事費用の調達や各所への確認といった手間をかけてでも買うべきか考えてみてください。
設置スペースが確保できない
ボックスタイプも、壁掛けタイプもそれなりサイズがあるため、置き場所に困ってしまうこともあります。
しかし、設置スペースの問題は、事前に場所を十分に確保しておくことで解決可能です。
壁掛けタイプの場合は、設置したい部屋の壁に商品を取り付ける幅があるか、コンセントが近くにあるか確認してください。
自立タイプの場合は設置するスペースに加え、壁掛けタイプと同様にコンセントの近さも重要です。
なお、設置スペースは水平な場所を選んでください。
置く場所が斜めになっていたり、凸凹だったりすると転がり落ちてしまう可能性があるためです。
転がり落ちて床が凹む・傍にいた人に当たって怪我をしてしまうなどのないようにしてください。
タオルウォーマーのメリット
次に、タオルウォーマーのメリットを4つ解説していきます。
- 湿気があってもタオルがふかふかになる
- 低コストで使える
- ヒートショック対策としても使える
湿気があってもタオルがふかふかになる
タオルウォーマーを使えば、湿気が多くてもタオルをふかふかの状態で使えます。
梅雨など湿気の多い時期は特に、タオルがなかなか乾かず困ることも多いです。
乾くまでの時間が長いとタオルがカビ臭くなってしまい、使うたびに不快を覚えます。
タオルウォーマーがあると、いつでも綺麗に乾いたタオルを使うことが可能です。
また、水気のある時間が短くなるためカビも防げます。
低コストで使える
タオルウォーマーは、使い続けても低コストなのが魅力です。
タオルウォーマーは比較的低い温度で動き続けるため、一般的な乾燥器やヒーターよりも安く済みます。
近年は電気代の高騰が顕著ですし、少しでも電気代を安くしたいと考えるご家庭も多いです。
夏の間は使わずに冬だけ使ったり、梅雨などジメジメした時期だけ使ったりと工夫をすることで、更に電気代を節約できます。
ヒートショック対策としても使える
タオルウォーマーは、ヒートショック対策としても使える設備です。
ヒートショックとは、気温の変化により血圧が上下することで起こる健康被害で、年代問わずなる可能性があります。
具体的には、脳内出血・心筋梗塞・脳梗塞といった心臓や血管の疾患です。
温かいリビングから冷え切った脱衣所に入ったり、お風呂から上がって急激に体温が下がったりすることで起こるといわれています。
タオルウォーマーが脱衣所の温度を上げ続けてくれれば、温度差は大きく広がりません。
血圧や血流の変化も起こりにくくなるため、体にも優しいといえます。
おすすめのタオルウォーマー3選
タオルウォーマーはさまざまなメーカーが販売しているため、どれを買うべきか迷ってしまいます。
ここでは、以下3社のおすすめタオルウォーマーを紹介します。
- ダイシン商事
- セブンビューティー(旧セブンエステ)
- 森永エンジニアリング
タオルウォーマー GH-8F ホワイト前開き ダイシン商事
ボックスタイプのタオルウォーマーです。
幅30cmx奥行30.5cmx高さ23cmとコンパクトのため、置き場所に困りません。
前開きと横開きを選べるのが特徴で、フェイスタオルなら5枚程度を温められます。
圧迫感もないため、サロンなどに置きたい方にも、自宅に置きたい方にもぴったりです。
水受け皿が一体になっているため、見た目がとてもすっきりしています。
また、コードが余っても、背面にあるコードをしまうスペースがあるため見映えが悪くならないのも魅力です。
他にもブラウンとブラックがあり、店舗や自宅の雰囲気に合わせられます。
小型でスペースを取られずに設置できて重宝しています。
引用:Amazonレビュー
軽いので置く場所を選ばずに使えます
扉の方向は好みがあると思いますが
たて開きが使いやすいです
手ごろな価格と形が氣に入ってます
引用:Amazonレビュー
タオルウォーマー C-080 前開き 8L ピンク 業務用 ミニ
丸みを帯びた可愛らしい小型タオルウォーマーです。
清潔感のあるホワイト、可愛らしいピンク、インテリアに合う木目ナチュラルブラウンなど、全5色から選べます。
サイズは高さ27×幅32×奥行27cmとなっており、フェイスタオルが9~11枚ほど収納可能です。
従来製品では重量が4.4kgでしたが、本商品は3.5kgと軽くなっています。
扉が勝手に閉じない設計になっており、閉まるときの音も大きくありません。
内部一体構造であることから縦置きも可能で、置き方が自由自在のため設置スペースを確保しやすいです。
エステやネイルサロン・美容室・飲食店などで使う業務用ではありますが、家庭向けにも販売しています。
家に置きたい方にもおすすめです。
[壁付 白色塗装 / TS-M80]森永タオルウォーマー
スウェーデンLVI社製の電気式ウォーマーを採用した、壁掛けタイプのタオルウォーマーです。
電気ヒーターで加熱されたオイルがパイプの中で常に流れ続けるため、タオルをかけておくだけで乾きます。
高さ80cm×幅45cm×奥行90cmとコンパクトなサイズになっており、トイレや脱衣所など複数設置しても邪魔に感じません。
また、コンパクトサイズではありますが、タオルだけでなくちょっとした洗濯物であれば乾かせます。
子どもがいる場合は、次の日も使う体操服などを手洗いすることもありますが、洗濯乾燥機を毎日回すわけにはいきません。
タオルウォーマーに掛けておけば、翌朝までに乾いてくれるため便利です。
見た目はとてもシンプルですが、機能性は高いといえます。
更に、消費電力は80Wと経済的であるため、電気代が安く済む点も大きなメリットです。
タオルウォーマーについてよくある質問
ここからは、タオルウォーマーに関するよくある質問にお答えします。
- タオルウォーマーの使い方や注意点は?
- タオルウォーマーつけっぱなしは火事になる?
- タオルウォーマーは代用できる?
- タオルウォーマーの電気代ってどのくらいかかる?
タオルウォーマーの使い方や注意点は?
基本的なタオルウォーマーの使い方は、壁掛けタイプならタオルを掛けて、ボックスタイプなら扉を開けて中にタオルを入れてから、スイッチを入れます。
温まるまでの時間は、タオルウォーマーの種類や、中に入れるタオルの枚数によって差はありますが、約30分ほどです。
使わないときはスイッチをオフにしておくだけですし、誰でも簡単に使えます。
注意点として、火気の近くや直接日光が当たる場所への設置は避けてください。
また、壁掛けタイプにしてもボックスタイプにしても、本体を掃除するときに、本体ごと水につけて洗ってはいけません。
タオルウォーマーを使用する際は、まず説明書をよく読んでから使ってください。
タオルウォーマーつけっぱなしは火事になる?
タオルウォーマーは30~45℃ほどの低温で稼働するため、火事の心配はありません。
直接手で触れても火傷をすることもないので安心です。
ただ、お子さんがいるご家庭は念のため、うかつに手を入れたり中に入ろうとしたりしないよう見ていてあげてください。
タオルウォーマーは代用できる?
タオルウォーマーを買わず、電子レンジなど別のもので代用することは可能ですが、用途によってはおすすめできません。
例えばエステサロンなど美容店で使う場合だと、電子レンジで代用するといちいちお客様をお待たせしてしまいます。
多くのタオルを一気に温められるもののほうが、お客様にすぐお渡し可能です。
お客様の数が少なく小規模な店舗であったり、個人的な使用で頻度も少なかったりする場合は、他のもので代用してもいいかもしれません。
タオルウォーマーの電気代ってどのくらいかかる?
タオルウォーマーの電気代は、消費電力の高さや使う時間帯・頻度・電気料金の単価などによって変わってくるため、一概にはいえません。
どの家電製品にも「消費電力」という項目があり、消費電力の数値を見ることで電気料金を算出できます。
例えば500Wの家電であれば「500(W)÷1000×電気料金単価」の式で、1時間当たりの電気代を求めることが可能です。
電気料金単価は契約している電力会社によって異なるため、一度ご自身が使っている電気の単価を確認して、計算してみてください。
まとめ:タオルウォーマーのデメリットを徹底解説!
改めて、タオルウォーマーのデメリットをおさらいします。
- 工事が必要になることもある
- 設置スペースが確保できない
タオルウォーマーは、物によっては工事が必要になることもあります。
費用面だったり、賃貸など部屋のタイプによって工事が難しかったりするのであれば、工事の必要がないものや置き型タイプで考えてみてください。
設置スペースは、電源を取れるか、商品を取り付ける幅が壁にあるかなどを確認したうえで考えれば、購入後に困ることもありません。
メリット・デメリットを理解できれば、タオルウォーマーを買うべきかの判断がしやすいため、ぜひ本記事を参考に検討してみてください。
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