「電動モップがきになってるけど、つかい心地はどうなのかな?」
「デメリットも知りたい!!」
こんなお悩みを解決します。
電動モップとは、モップ部分が電気の力で回転・振動することで、ラクに床を拭き掃除できるアイテムです。
掃除機ではとりきれない汚れも軽い力でカンタンに落とせるため、雑巾掛け要らずで家事の時短アイテムとして話題になっています。
そんな電動モップですが、デメリットも少なからずあります。
この記事では、電動モップの購入を検討されているかたに向けてデメリットやメリット、おすすめの製品を紹介します。
電動モップのデメリット
はじめに、電動モップのデメリットをみていきましょう。
電動モップには、つぎのデメリットがあります。
- タンクに残った水を捨てるのがめんどう
- 使える時間が限られている
- モップ部分が広く厚いため、狭い場所にはむかない
1つずつ詳しく解説します。
タンクに残った水を捨てるのが面倒
水拭きに対応した電動モップは、本体内部のタンクに水をいれ少しずつ噴射させながら、使用します。
タンク内に残った水は、水漏れやカビの発生など衛生面でよくない影響があるため、長期間使用しない場合は、捨てなくてはなりません。
製品によって、水の捨て方はさまざまあります。
モップ本体に給水タンクが内蔵されているタイプはつぎのような排水方法をとるため、とくに面倒です。
- ヘッド部分を裏返して、給水口から水をすてる
- タンク内の水をすべて噴射させる(つかいきる)
- スポイトなどをつかって、タンク内の水を吸いとる
ヘッド部分は重さもあるため、水をすてられるシンクや外へもち運ぶのも大変です。
また、タンク内の水をすべて噴射させる、スポイトをつかう場合はすこし時間がかかってしまいます。
とはいえ、水をすてる必要があるのは長時間つかわない場合のみ。
頻繁に使う人は、あまり気にならないデメリットです。
ただ、使用頻度が高くない、水は毎日きれいなものに変えたいという場合はタンクをとりはずせる製品がおすすめ。
重量がなくもち運びも手軽で、給水・排水がラクに行えます。
使える時間が限られている
電動モップは、充電したバッテリーを原動力としているコードレスのものが主流です。
そのため、使える時間に限りがあります。
一般的に電動モップの最長稼働時間は、40分〜1時間程度。1回あたりの充電時間は3.5時間ほどかかります。
そのため、広いお家に住んでいて掃除に時間がかかる場合は、その間に充電がきれてしまう可能性も。
せっかく掃除をはじめたのに、途中でブチっと電源がおちてしまうのは、かなりテンションさがりますよね。
バッテリーのもちが心配なかたは、より稼働時間の長い製品を選びましょう。
また、バッテリー着脱式の製品もおすすめです。
ヘッド部分が広く厚いため、狭い場所にはむかない
電動モップは、ヘッド部分に専用クリーナーを装着するため厚さが10㎝ほどになります。
また、幅も広いため、ちょっとしたスキマなど狭い場所の掃除には向かないです。
せまいすきまのそうじは、薄手のフローリングワイパーなどを併用しましょう。
逆にベッドやソファなど、幅が広い家具下の掃除にはかなり役立ちますよ。
電動モップのメリット
次に、電動モップのメリットを紹介します。
メリットはこちら。
- 力いらず!カンタンに掃除できる
- 掃除機でとれない汚れもキレイにとれる
- 床以外のおそうじにも使える
1つずつくわしく解説します。
力いらず!カンタンに掃除できる
電動モップは、内蔵のモーターの力でヘッド部分を振動・回転させます。
そのため、力をいれずともスーッと動き、カンタンに掃除ができます。
ぞうきんや手動のモップだと、頑固なよごれはゴシゴシとこすらなければいけませんよね。
その点、モップ自体が自走する電動モップだと軽く移動させるだけでラクにふきそうじが済むため、労力をかけたくないかたにかなりおすすめです。
掃除機でおちにくい汚れもキレイにとれる
電動モップだと、掃除機でおちにくい汚れもキレイにとれます。
掃除機をかけたあとに濡れた雑巾で床をふいてみると、黒ずみがとれたという経験はありませんか?
生活をしていると、カビや皮脂汚れ、油汚れなど目に見えにくい汚れが床などにたまって黒ずみとしてあらわれます。
電動モップは、ヘッドを高速で回転・振動させ汚れを効率的におとせる設計のため、床の黒ずみや、落ちにくいシミもスッキリきれいに。
製品ごとに、振動数や回転数はことなります。より、よごれを落とす効果が高い製品を求める方は、振動数・回転数の多い製品をえらびましょう。
また、電動モップのなかにはスチーム機能を搭載した製品もあります。
ゆかに高温の蒸気をあて汚れをうかせる仕組みのため、ガンコな汚れも落としやすいのがポイント。
除菌効果も期待できるので、お子さんがいるご家庭など床の衛生面が気になる方におすすめです。
床以外のおそうじにも使える
コードレスタイプの電動モップは、ゆかだけでなく窓や網戸、おふろ、車などさまざまな場所につかえます。
高い窓やおふろの天井などは、手がとどきづらくなかなか掃除できない方も多いのではないでしょうか。
柄の長さを調整できる製品をえらべば、今まで掃除しにくかった場所もラクにきれいにできますよ。
また、なかなか掃除できず汚れで黒くなってしまった網戸も、スーッと電動モップでなぞるだけでピカピカに。
ただ、製品のなかにはフローリング以外に対応していないものもあります。
クッションフロアや大理石、まどや網戸などに使用したい場合は購入前にあらかじめ対応しているか確認しましょう。
スチームモップ・回転モップはどっちがおすすめ?
結論から言うと、スチームモップ・回転モップそれぞれにメリット・デメリットがあるため、ご自身のライフスタイルに合うほうを選びましょう。
参考に、それぞれのメリット・デメリットをまとめました。
スチームモップ | 回転モップ | |
---|---|---|
デメリット | ・除菌効果が期待できる ・回転モップより 汚れが落ちやすい | ・軽い力で楽にうごく ・ぞうきんや手動モップより 汚れが落ちやすい |
メリット | ・対応していない 床材もある | ・スチームモップより 汚れを落とす力に欠ける |
こんな人に おすすめ | ・除菌効果も求める人 ・よりパワフルな 汚れ落ちを期待する人 | ・軽い力で楽に使いたい人 |
より、汚れ落ち効果を期待する、除菌効果をもとめる人はスチームモップがおすすめです。
ただ、回転モップのように自走しないため長時間使うと、重さや疲れを感じる場合もあります。
回転モップは、回転数・振動数が高いものであればよごれ落ち効果も期待できるため、軽い力でラクに使いたい人は選んでみてください。
おすすめの電動モップ
ここからは、デメリット・メリットをふまえたおすすめの製品を紹介します。
アイリスオーヤマ 充電式モップクリーナー IC-M01
振動数は驚異の820回/分。
また、固形物を擦りとる”スタンダードモップパッド”と液状を吸い取る”パイルモップパッド”の2種類の異なる繊維を採用することで、おちにくい汚れも浮かせてふきとります。
振動数が多くモップが自走するため、軽く支えるだけでラクにうごかせる点がポイント。
もち手のボタンをおすと水が噴射する便利な設計で、いちいちクリーナーを水で濡らすひつようがありません。
ヘッドの角度は前後に90度、左右に180度回転するため、掃除しにくいベッドやソファのスキマまで、スッキリきれいにふき取れます。
最大連続使用時間は90分と、電動モップのなかでも長いため長時間使用したいかたにもおすすめの製品です。
フュージョン ハイブリッドスチームクリーナー
床材にはスチームモップとして、換気扇やサッシ、おふろなどのこまかい場所にはハンディクリーナーとして使える1台2役のスチームモップです。
除菌率は驚異の100%。100度をこえるドライスチームとマイクロファイバーパッドのくみ合わせで、ガンコな汚れもサッときれいにします。
水にふくまれる炭酸カルシウムなどによる目詰まりをふせぐ浄水器を搭載しているため、故障しづら長く使えますよ。
おもさは2.1kgと、スチームモップの中でも軽量。ヘッドは広範囲に稼働し、取り回しやすい点も魅力的です。
1台で、家中すみずみまできれいにしたい方にうってつけの製品です。
電動モップのデメリットに関するよくある質問
ここからは、電動モップに関するよくある質問にお答えします。
電動モップの回転数って大事?
電動モップは回転数や振動数が多いほど、洗浄力が高くなるため、かなり大事な指標です。
また、モップの自走する力も強くなるため、力を入れずにラクにそうじできますよ。
製品ごとに、1分間あたりの回転数・振動数が記載されているので、選ぶ際は参考にしてください。
アメトークで紹介された電動モップはどれ?
CCPコードレス回転モップクリーナーです。
回転力は1分間に150回とパワフル。
「極細繊維」「コシのある繊維」の2種類のモップパッドを採用し、フローリングだけでなく、カーペットや網戸、おふろの天井など1台でさまざまな箇所の掃除に役立ちます。
水だけで、ベタベタよごれの原因である皮脂や油、花粉や雑菌などの目にみえない汚れまで99.9%除去。
洗浄効果だけでなく、除菌効果もかね備えた魅力的な製品です。
まとめ:電動モップのデメリットを徹底解説!
この記事では、電動モップの購入を検討されているかたに向けてデメリットやメリット、よくある質問にお答えしました。
電動モップのデメリットはこちら。
- タンクに残った水を捨てるのがめんどう
- 使える時間が限られている
- モップ部分が広く厚いため、狭い場所にはむかない
電動モップをつかうと、これまで大変だった床の拭き掃除がいっきにラクに。
ガンコな汚れも効率よく、キレイにおとせますよ。
床だけでなく、網戸やおふろの天井などさまざまな箇所で使える製品もあるため、この記事を参考に用途に合ったものを選んでください。
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