「ケノンヒーターが気になるけど価格が高い。デメリットも知った上で購入したい」
「電気代が高いって本当?」
「オイルヒーターと何が違うの?オイルヒーターの方が価格は安いしなぁ…」
あなたはこのように、ケノンヒーターが気になっているものの購入に踏み切れずにいませんか?
安全性が高く、空気が乾燥しづらいケノンヒーター。
冬場の乾燥が気になる人や、子どもやペットがいる家庭にもおすすめのヒーターです。
とはいえ、ケノンヒーターにはいくつかのデメリットもあるので、知った上で購入したいですよね。
この記事は、ケノンヒーターのデメリットやメリットの紹介、よくある質問にお答えします。
寒い日々を快適に過ごすために、本記事を参考にしてケノンヒーターの購入を検討してくださいね。
ケノンヒーターのデメリット
やけどの心配がなく、メンテナンスもカンタンなケノンヒーター。
しかし、以下のようなデメリットもあります。
- 価格が高い
- 電気代が高くなる
- 部屋が暖まるまで時間がかかる
- 寒い地域だと暖かさが足りない場合がある
- 一般的な延長コードは使えない
1つずつ詳しく解説します。
価格が高い
一般的な暖房器具の中では価格が高めの設定で、公式店で割引が入って税込79,800円(2023年3月時点)します。
【暖房器具の参考価格】
各種暖房器具 | 価格 |
ケノンヒーター | 約80,000円 |
エアコン | 40,000円~150,000円 |
石油ファンヒーター | 10,000円~50,000円 |
オイルヒーター | 4,000円~60,000円 |
電気ストーブ | 3,000円~20,000円 |
価格面だけを考えるなら、オイルヒーターや電気ストーブなどがおすすめです。
しかし、ケノンヒーターは安全性が高かったり燃料が必要なかったり、魅力的な面が数多くあります。
アパートの角部屋ですが、部屋全体が暖かくなって満足です。
少し高かったですが良い買い物しました。
引用:楽天市場レビュー
購入した人の口コミでは「高かったけど購入してよかった」というものがほとんどです。
詳しくは「ケノンヒーターのメリット」で紹介しているので、参考にしてみてください。
電気代が高くなる
暖房の設定を強めにして使い続けると、電気代が高くなるというデメリットがあります。
唯一の問題が電気代です・・・
ですが、それを補えるほどいい商品だと思います!
引用:楽天市場レビュー
しかし、燃料を買わなくていいので、トータルで考えるとお金がかかるようになったとは感じづらいです。
また、部屋が暖まったら暖房の強さを弱めれば電気代を節約できます。
ケノンヒーター愛用者の口コミでは「電気代が高くなった」「電気代が思ったより安かった」など、意見は賛否両論ありました。
口コミからも分かるように、ケノンヒーターの使い方によって電気代は大きく変わります。
以下に電気代を計算した表をまとめたので、参考にしてください。
【電気代目安】
1時間 | 5時間 | 8時間 | 30日間×8時間 | |
500W(弱) | 15.5円 | 77.5円 | 124円 | 3,720円 |
1500W(超強) | 46.5円 | 232.5円 | 372円 | 11,160円 |
2023年3月時点目安単価:31円/kWh(税込)
表のようにケノンヒーターの強弱で電気代が大きく変わるため、強さを上手に切り替えて消費電力を抑えるのがおすすめです。
部屋が暖まるまで時間がかかる
ケノンヒーターは部屋全体が暖かくなるまでに多少の時間がかかります。
すぐに部屋を暖かくしたい場合には不向きな暖房です。
単体で部屋を温めるには、スピードが無いです。
エアコンなどと併用が良いかもしれません。
引用:楽天市場レビュー
しかし、早めに電源をオンにして少しずつ部屋を暖めておけば問題ありません。
どうしても早めに部屋を暖かくしたい場合は、最初だけエアコンや石油ストーブと併用する方法もありますよ。
部屋が暖まってしまえば手先などの冷えを感じづらく、芯から暖まっているような感覚になります。
寒い地域だと暖かさが物足りない場合がある
東北や北海道など、寒い地域に住んでいる場合はケノンヒーターだけでは暖かさが足りない場合があります。
部屋が暖まるのに時間がかかってしまうので、寒い地域では物足りなく感じる人もいるようです。
やはり雪国の冬にはこれ1台では少し無理があるようで、部屋が暖まるまではファンヒーターと併用して部屋を暖めて、暖まったらファンヒーターを消すようにしています。
引用:楽天市場レビュー
しかし、最初は他の暖房器具と併用して部屋を暖めてからケノンヒーターだけに切り替えて使用すれば寒い地域でも十分に効果を発揮してくれます。
ケノンヒーターの口コミを見ても、寒い日は元々持っている暖房器具と併用している方が多かったです。
一般的な延長コードは使えない
基本的にパワーのあるケノンヒーターのような暖房は、一般的な延長コードは使えません。
もし自宅にある延長コードを使いたい場合は、高ワット用なのか確認してくださいね。
また、パワーのある暖房機だと普通の延長コードが使えないのが一般的らしくケノンヒーターにも書かれてました。なので高ワット用の延長コードを買って延長。3mで1000円位でした。
引用:楽天市場レビュー
とはいえ、ケノンヒーターはキャスター付きでカンタンに移動できるので、使いたい場所に運んでしまうのがおすすめですよ。
ケノンヒーターのメリット
デメリットがあるケノンヒーターですが、魅力的な面が沢山ありますよ。
ここからは、ケノンヒーターのメリットをみていきましょう。
- 空気が乾燥しにくい
- やけどの心配がない
- 燃料が必要ない
- メンテナンスがカンタン
- 音がほぼないので静か
1つずつ詳しく解説します。
空気が乾燥しにくい
評判通り、乾燥が気にならなくなりました。
引用:楽天市場レビュー
ケノンヒーターには、空気が乾燥しづらいメリットがあります。
たとえば喉や肌が敏感な人、乾燥に弱い人などは特におすすめです。
温風が出ないのでホコリが舞う心配もなく、アレルギー持ちの人にもやさしいのが特徴。
温風が出る石油ファンヒーターやエアコンは空気が乾燥しやすいですよね。加湿器と一緒に使っても、乾燥が気になって悩んでいる人は多いもの。
しかし、ケノンヒーターを使ってからは「喉が乾燥しなくなってラクになった」という声が多く見受けられました。
冬場の乾燥が辛い人には非常に大きなメリットです。
やけどの心配がない
小さい子供と猫がいるのでやけどの心配もなく満足しています。
引用:楽天市場レビュー
表面が熱くなりすぎないので、やけどの心配がありません。
たとえば暖房器具を触る可能性がある子どもやペットがいる家庭にもおすすめです。
表面は最高でも60度までしか上がらないので、少し触る程度であればやけどはしませんよ。
※ずっと触り続けると低温やけどの可能性があるので注意してください。
燃料が必要ない
人とペットと植物に優しい、給油の手間が要らないので買って良かったと思います。
引用:楽天市場レビュー
ケノンヒーターは燃料の必要がありません。
電気によって熱が発生するため、電気さえあれば動きます。
たとえば石油ヒーターは燃料が必要になるので、燃料がなくなるたびに重い灯油を運ばなければいけません。
足腰が悪かったり、マンションやアパートの上層階に住んでいたりすると、より大変な作業ですよね。
灯油を買いに行く作業、給油の作業がなくなってストレスが減りますよ。
メンテナンスがカンタン
安全でお手入れがいらないのも魅力です。
引用:楽天市場レビュー
シンプルな構造になっているため、基本的にメンテナンスの必要がありません。
汚れが気になったときは、表面をサッと拭けばいいだけなのでとてもカンタンです。
エアコンなどは温風を出して暖めるためフィルター清掃が必要ですが、ケノンヒーターにはそもそもフィルターがありません。
「フィルター掃除が面倒だなぁ…」と感じている人は、掃除の必要がないケノンヒーターはおすすめですよ。
音がほぼないので静か
音ってしますか?全然聴こえません…。たまにジジッと言うかな?ものすごく静かですよ。
引用:楽天市場レビュー
ケノンヒーターは温風が出ない設計のため、ほぼ音は出ません。
石油ファンヒーターやエアコンは常に作動音が鳴る一方、ケノンヒーターはたまに「ジジッ」と音が鳴る程度です。
たとえば家で静かに映画を鑑賞したいとき、仕事をしたいときにも作動音がほぼなくて快適に過ごせますよ。
もちろん、静かな部屋が好きな人にもおすすめです。
使い始めたばかりはしばらく音が鳴る場合がありますが、使い続けているうちに音は鳴らなくなってくるので安心してくださいね。
ケノンヒーターの類似品であるオイルヒーターとの違い
ケノンヒーターの購入を検討している場合、類似品のオイルヒーターも候補に挙がっていませんか?
ケノンヒーターもオイルヒーターも以下の3点が共通しています。
- 燃料が必要ない
- メンテナンスがラク
- 空気が乾燥しづらい
メリットも似ていますが、ここでは3つの主な違いを表にまとめました。
ケノンヒーター | オイルヒーター | |
表面温度 | 約60度 | 60度~90度 |
暖まるはやさ | 〇 | △ |
価格 | 約80,000円 | 4,000円~60,000円 |
ケノンヒーターの方がより安全で、部屋が暖まるのも早いのが大きな違いです。
ケノンヒーターに優れた点がある分、価格はケノンヒーターの方が高めになっていますよ。
ケノンヒーターに関するよくある質問
ここからは、ケノンヒーターに関するよくある質問にお答えします。
ケノンヒーターは暖かくない?
ケノンヒーターの暖かさを心配している人も多いですが、十分に暖かいです。
1度部屋が暖まってしまえばしばらく暖かさも持続しますよ。
とはいえ、広さの目安が6~11畳のため、広い部屋だと隅々まで暖かくするのは難しいかもしれません。
「14畳のリビングでも20度を持続しています」という声もあるので、住宅の構造によっても変わります。
14畳のリビングですが温度計はなんとか20度を持続しています。
引用:楽天市場レビュー
ケノンヒーターはレンタルで借りれる?費用は?
ケノンヒーターは現在レンタルできません(2023年3月時点)。
しかし、人気が高いためレンタルが始まる可能性はあります。
まずはレンタルからと考えている場合、暖房器具のレンタルサービスを行っている会社をチェックしておくのがおすすめです。
ケノンヒーターを最安値で購入できるのはどこ?
ケノンヒーターを最安値で購入できるのは以下の3つです。
【参考価格】税込79,800円(2023年3月時点)
【メーカー希望小売価格】税込84,800円
ケノンヒーターの使い方は?
ケノンヒーターの使い方はカンタンで、以下のとおりです。
- コンセントをつないで電源ボタンを入れる
- 左右のパネルを選んで(弱・中・強・超強)で強さを設定(両面でも片面だけでもOK)
また、用途に合わせて以下の機能が使えます。
- オフタイマー(1・2・4・8時間)※10時間で自動オフ
- 操作パネルのLEDの明るさを3段階調整
- 3秒長押しでチャイルドロック
ケノンヒーターの中古の相場価格は?
メルカリなどでは、50,000〜60,000円前後の取り扱いが多くなっていました。
2023年3月時点の調査では最低価格42,000円、最高価格69,999円となっています。
まとめ:ケノンヒーターのデメリットを徹底解説!
この記事ではケノンヒーターのデメリットやメリット、よくある質問をまとめました。
ケノンヒーターのデメリットは以下の5つ。
- 価格が高い
- 電気代が高くなる
- 部屋が暖まるまで時間がかかる
- 寒い地帯だと暖かさが足りない場合がある
- 一般的な延長コードは使えない
ケノンヒーターは高い安全性、空気が乾燥しないのが大きなメリットです。
灯油のことも気にしなくてよくなり、掃除自体もカンタンでストレスが減りますよ。
おうち時間を快適に過ごしたい場合は、ケノンヒーターの購入を検討してみてくださいね。
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