「洗濯機台キャスターを購入するか迷っている。」
「デメリットや危険性はあるの?」
「キャスター付きタイプと据え置きタイプだとどちらがいいの?」
こんなお悩みをおもちではありませんか?
洗濯機台は水漏れの被害をできるだけ抑えるために欠かせないアイテムです。
一般的な賃貸マンションは「防水パン」という皿型の台が洗濯機の下に備えつけてあります。
一方で、戸建や新築マンション、一部の賃貸マンションなどは、洗濯機と床にスペースがある「置き台」を選ぶこともできます。
置き台には「据え置きタイプ」と洗濯機をのせたまま動かすことができる「キャスター付きタイプ」のものがあります。
この記事では、洗濯機台の中でもキャスター付きタイプを選ぼうと考えているあなたへデメリットとメリットを徹底解説。
この記事を読めば、洗濯機台キャスターを本当に買うべきなのか?知ることができます。
洗濯機台キャスターのデメリット
はじめに、洗濯機台キャスターのデメリットを見ていきましょう。
デメリットはこちら。
- 動かせる分、水漏れの原因になる
- 動かせる分、振動しやすい
- 動かせる分、床の傷の原因になる
1つずつ解説していきます。
動かせる分、水漏れの原因になる
洗濯機台キャスターは水漏れには弱いです。
キャスターは、防水パンのように水を排水口に流す受け皿があるわけではありません。
また、動かしたときや掃除のときに排水ホースを巻きこみ水漏れの原因になることもあります。
私は動かすときや掃除のとき、排水ホースの亀裂を確認したり、排水口と排水ホースの接続を確認したりしています。
以前、私が掃除していたときにわずかな水漏れに気づいたことがあります。
掃除ができるからこそすぐに水漏れに気づけましたし、動かすこともできたので、すぐに応急処置ができました。
水漏れには弱いですが、すぐに対処できるのはキャスター付きの利点です。
動かせる分、振動しやすい
洗濯機台キャスターの中には振動しやすいものがあります。
車輪にストッパーは付いていますが、ものによっては大きく振動するものもあります。
特に地震などがあると心配ですよね。
洗濯機台キャスターを買うときは、以下の手順がおすすめです。
1,耐荷重を確認
2,ジャキ付きを購入
以下商品はジャッキ付きでオススメです。
メーカー | キャスター | ジャッキ | 耐荷重 | 幅/奥行き |
---|---|---|---|---|
Lifinsky | 4輪 | 4本 | 350kg | 46.5-68cm |
Bexeze | 4輪 | 8本 | 500kg | 47-67cm |
Dewel | 4輪 | 4本 | 500kg | 43.5-65cm |
動かせる分、床の傷の原因になる
洗濯機台キャスターの中には、床に傷が付きやすいものがあります。
洗濯機の重さは、全自動式の洗濯機で小型(洗濯物重量5kg程度)のものなら、30kg前後、大型(洗濯物重量10kg程度)なら40〜45Kg前後になります。
また、ドラム式の洗濯機の方が重く、小型が75〜80kg程度、大型なら85kg前後にもなります。
参考:株式会社あるる
キャスター部分に重量が集中するため、床に傷や凹みができる場合もあります。
基本的に上記でオススメした商品であれば耐荷重は充分で、傷も付きにくいです。
賃貸にお住まいの方や新築にお住まいで傷をつけたくない方は、敷きパットを敷くことをオススメします。
洗濯機台キャスターのメリット
次は、洗濯機台キャスターのメリットを見ていきましょう。
メリットはこちら。
- 動かせるため、掃除がしやすい
- 動かせるため、下の通気性がよく、カビや臭いの発生を抑えられる
- 動かせるため、小さな落しものがすぐに見つかる
一つずつ解説します。
動かせるため、掃除がしやすい
動かせるため、掃除がしやすいのは洗濯機台キャスター最大のメリットです。
洗濯機の下は、毛やホコリが溜まりやすいポイントですよね。
私は以前防水バンを使っていましたが、床の下の毛やホコリを取るために床に寝転んでクイックルワイパーを突っ込んで掃除していました。
だけど洗濯機台キャスターを使用してからは掃除がとても楽になりました。
動かせるため、下の通気性がよく、カビや臭いの発生を抑えられる
通気性がよいので、カビや臭いの発生も抑えられます。
掃除ができるのはもちろんですが、防水パンと違って通気性もよいのでカビもできにくいです。
また、定期的に排水口の掃除ができるので、排水口から臭う嫌なニオイも抑えることができます。
動かせるため、小さな落しものもすぐに見つかる
洗濯機の下の落とし物はすぐに見つかります。
私もキャスター付きに買い替える前は、洗濯機の下によく物を落として苦労しました。
ハンカチ、ヘアゴム、ヘアピン、子供のおもちゃ、結婚指輪、、、etc。
洗濯機はただでさえ重たいので、落としてしまったら一大事ですよね。
地味にこの落とし物問題がすぐ解決できるのは嬉しいものです。
洗濯機 ふんばるマンとキャスターはどっちがおすすめ?
次に、洗濯機の据え置きタイプの代表、「ふんばるマン」とキャスター付きどちらがいいか見ていきましょう。
結論からいうと、キャスター付きタイプがおすすめです。
「ふんばるマン」は因幡電工の人気商品。据え置きタイプの代表商品です。
値段 | 耐荷重 | 防振 | ドラム式 | 高さ | |
---|---|---|---|---|---|
キャスター | 3,000円程度 | 500kg | ジャッキ推奨 | 使用可能 | 伸縮可能 |
ふんばるマン | 1,210円 | 150kg | 独自の柱状構造 | 倒壊の懸念 | 6.6cm |
ふんばるマンの値段は安価ですが、その他機能性を見るとキャスター付きがおすすめです。
防振性は独自の構造で高いです。
独自の内部構造(柱状構造)により、洗濯機の振動に追従し、振動の伝達を軽減します。「特許出願中・意匠登録済」
参考:因幡電工「ふんばるマン」
一方、ドラム式など重い洗濯機は耐久性に欠けます。
ドラム式洗濯機を購入しましたが、業者の人にかさ上げが必要と言われ、取り付けたいと見せたが、これは周りがプラスチックで真ん中だけゴムの為、耐久性があまりないと言われて取り付けてもらえませんでした。業者が用意していたゴム製のものを取り付けていただき、不要となりました。
引用:Amazon商品レビュー
洗濯機台キャスターに関するよくある質問
最後に、洗濯機台キャスターに関するよくある質問にお答えします。
洗濯機台キャスターは危ない?
洗濯機運転中にキャスターの下を掃除したり手を入れたりすると危険です。
2020年7月に子供が洗濯機の下に手をつっこみ大怪我をする事故が起きました。
引用元:消費者庁HP
洗濯機台キャスターは洗濯機の下にスペースがあることがメリットですが、一方で大怪我に発展する可能性もあります。
洗濯機の回転部が洗濯機下にある場合は使用を控えることをオススメします。
また、小さいお子様がいる方も同様に使用には気をつけてください。
どうしても使用したい場合は、洗濯機台のスペースに手を入れないよう、かさ上げ台安全プレートを使用することをオススメします。
洗濯機台キャスターは禁止されてる?
洗濯機台キャスターの使用はメーカーによっては使用を禁止されています。
東芝:「高い場所や不安定な場所には設置しない」
引用元:東芝AW-10GM3取扱説明書
日立:「キャスター付きの設置台や、不安定な場所に据え付けない」
引用元:日立据付説明書据付チェックシート
使用については一部のメーカーは禁止されていますので、気になる方は確認の上使用を控えた方がいいです。
しかし、私は洗濯機台キャスターを導入するメリットが大きいことと、危険性を充分理解しているので使用しています。
ドラム洗濯機にキャスターはおすすめしない?
ドラム洗濯機にキャスターはおすすめです。
私も東芝のドラム式洗濯機を使用していますが、乾燥中はかなり揺れます。
しかしジャッキ付のキャスターを使用してからは、乾燥中も揺れが減りましたし、防音効果も感じています。
ただキャスターを使用するときは、耐久性を考えて耐荷重500kgのものを選ぶと良いです。
まとめ:洗濯機台キャスターのデメリットを徹底解説!
この記事では、洗濯 機台キャスターのメリットやデメリット、よくある質問にお答えしました。
洗濯 機台キャスターのデメリットはこちら。
- 動かせる分、水漏れの原因になる
- 動かせる分、振動しやすい
- 動かせる分、床の傷の原因になる
水回りは清潔に保ちたいですよね。
安全性に気をつけつつ、清潔で快適な生活を送りましょう。
ぜひあなたも一度、洗濯機台キャスターを使用してみてはいかがでしょうか?
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