「マルチポットって便利なの?」
「買ってから後悔はしたくない」
「本当におすすめのマルチポットが知りたい」
マルチポットを買うか悩んでいる人のなかに、こんな疑問を持っている人も多いはず。
1台で何役もこなせる優れものですが、一度に作れる量が少ない・蓋が落ちやすいなど意外な落とし穴も存在します。
今回はマルチポットのデメリット・メリット、買うべきおすすめの製品まで紹介します。
記事を読めば、マルチポットを買うべきか判断できるようになるはずなので、最後まで読んでくださいね。
マルチポットを使った人の評価
マルチポットのデメリット
便利な調理家電と評判のマルチポットですが、デメリットを知っておかないと「買って後悔した」となる可能性があります。
事前にマイナス点は確認したうえで、購入しましょう。
たくさんの量を調理するときは不向き
マルチポットを使った人の口コミ
満足度:
マルチポットは1度に揚げられる数量が少ないイメージです。家族もいるので、大量に揚げられればベストなんですが。
マルチポットは小さいサイズが多く、大人数の食事を用意するなど、たくさんの量を調理するときには不向きです。
基本的なサイズとしては、1L〜2L程度の容量が多く、大容量でも3L前後の大きさになります。
この程度の大きさでは揚げ物やカレーなど、メイン料理を多く作るにはどうしても限界があり、不便さを感じてしまうはずです。
ちなみに、家族4人分の煮物やカレーなどを想定した場合、4L〜6L程度の鍋が必要になリます。
マルチポット1個あれば必ずしも便利になるのわけではなく、調理する量や種類によっては不向きと考えておきましょう。
反対に、一人暮らしや夫婦であれば調理する量は多くないため、どんな料理にも万能で使える調理道具といえますね。
また、大人数分の調理するとはいえ、ソースや出汁などたくさんの量を必要としないものであれば、問題なく使えますのでご安心ください。
鍋内に油が残ってしまうことがある
マルチポットを使った人の口コミ
満足度:
鍋の中に油が残ってしまって湯沸かししたい時に前の油が気になります。それ以外はパーフェクトなのですが、湯沸かしはもうマルチポットでしていません。
マルチポットは炒め物、揚げ物、湯沸かしまで対応できる万能アイテムですが、その分洗っても鍋内に油分が残ってしまうケースが難点です。
特にマルチポットで湯も沸かしたい人は気になるのではないでしょうか。
私の経験談としても、湯沸かしをしたときにうっすら油の膜ができてしまい、湯沸かしを何度かやり直すケースがあります。
よく洗っても油が落ち切らないことがあるので注意が必要ですね。
気になる人はマルチポットを料理用にして、湯沸かしは別鍋もしくは電気ケトルで代用するのをおすすめします。
火傷に注意が必要
マルチポットは他の鍋と違う形状をしていることで、取っ手が非常に熱くなりやすく火傷に注意が必要です。
多くのマルチポットは取っ手が下向きの形状が多いため、強火で火にかけてしまうと取っ手が(特に下部)熱くなってしまいます。
鍋底から漏れた火によって取っ手が熱くなってしまうので、火加減には十分注意が必要です。
どうしても強火が必要な調理であれば、鍋掴みを用意して取っ手を握るようにすれば問題ありません。
ちなみに、取っ手が下向きに付いているマルチポットは、鍋を冷蔵庫へ収納・取り出すときは非常に便利な形をしていますのでメリットもありますよ。
蓋が滑って鍋内に落ちやすい
マルチポットを使った人の口コミ
満足度:
ニトリのマルチポットを使ってるのですが、鍋に蓋をしようとしたり、ずらそうとしたりすると、蓋が中に落ちてしまって若干ストレスです。
マルチポットの蓋が滑って鍋内に落ちやすく、ストレスを感じることがあります。
多くのマルチポットは蓋がすっぽり入る形状が多く、蓋に触れた瞬間に落ちてしまうケースが起こりがちです。
調理中に蓋を鍋内に落としてしまうと、その都度蓋を洗う必要が出てきますので、「余計な手間が…」といったデメリットを覚悟しておく必要がありますね。
ただし、蓋が入る点にはメリットもあります。
コンパクトにできる分小スペースに収納できるため、棚の高さが低い家庭には最適な形状です。
また間口が広い分、洗いやすい形状でもあるといえるでしょう。
蓋でストレスを抱えたくない人は、蓋が落ちにくくなっているマルチポットも販売されているのでチェックしてみてください。
マルチポットのメリット
ではマルチポットにはどんなメリットがあるのでしょうか。
煮る・茹でる・炊く・揚げるなど1台で何役もこなせるマルチポットの良さを確認していきます。
油が飛び散らずキッチンを汚さない
マルチポットは揚げ物のような油が飛び散る調理をしても、キッチン周りを汚しにくい特徴があります。
底が深いだけでなく、口がすぼまった形状をしているので油跳ねを気にせず調理が可能です。
特にフライパンで揚げ物をしていた家庭は、キッチンの汚れを気にしているケースも多いと思いますが、マルチポットに変えてしまえば汚れのストレスから解放されます。
さらに、マルチポットは少量の油でも高さを出せるため、揚げ焼きよりも全体をカリッと仕上げられて美味しさも倍増です。
食事のクオリティもアップできる点は魅力しかないですね。
注意点は、揚げ物ができないマルチポットも存在するので、購入前に必ず機能を確認するようにしてください。
食材の飛び散りも防ぐ優れもの
マルチポットを使った人の口コミ
満足度:
揚げ物の油も少なくできるし、飛び散りもふたで防げるので、マルチポットを使ってからキッチンの掃除がものすごく楽になりました。色も可愛いのばかりで気に入ってます。
マルチポットは油汚れを解消するだけでなく、食材の飛び散りも防いでくれます。
フライパンで炒め物をする時に、つい食材が飛び散ってしまうことってありますよね。
意外とストレスを感じる瞬間で、キッチン汚れが気になってしまう人も多いはず。
マルチポットは底が深い形状でありながら、炒め物・和え物ができる万能鍋になるので、食材の飛び散りを防ぎながら調理が可能です。
我が家はマルチポット頼りなので、ほとんどの調理を1つの鍋していますが、キッチンの汚れが劇的に減りましたね。
特に私のような不器用人間で、上手に調理できない人には最適ではないでしょうか。
注ぎ口が付いているのでそのまま注げる
マルチポットには注ぎ口が付いているので、汁系はそのまま皿へ注ぐことも可能です。
作った食事をお玉を使って皿に盛り付ける作業は意外と手間で面倒な作業。
注ぎ口が付いている鍋はマルチポット特有の特徴になるため、注ぎ機能を求めて購入している人も多い印象です。
お湯やお茶を沸かす・出汁を作るといった調理であれば、そのまま容器へ注ぐだけで完了しちゃいますよ。
カップ麺にお湯を入れるのも楽々です。
ボウルのように混ぜやすい
マルチポットを使った人の口コミ
満足度:
マルチポットで野菜を茹でたりした後に、そのままボウルのように混ぜられるので、ボウルを1つ節約できて洗い物が少なくなって嬉しいです。
マルチポットは適度の深さを持っているので、ボウル変わりに使用することも可能です。
和え物もわざわざボウルを使用する必要がなくなり、マルチポット1台で完了できてしまいます。
例えば、野菜の茹でをマルチポットでした後に水切りをして、そのまま鍋内で調味料と和えれば、洗い物も増やさず仕上げられます。
毎日忙しいなかで、少しでも効率よく調理を進めることができれば、日々の負担をちょっぴりでも軽減できるはずです。
可愛いフォルムでモチベーションも上がる
マルチポットは他の鍋にはない「まるっとした」フォルムをしているので、見た目も可愛くておしゃれに見えるアイテムです。
家のなかでもキッチンに可愛いアイテムがあると、雰囲気が変わるだけでなく、調理をする人のモチベーションも上がります。
毎日繰り返し行われる調理はどうしてもマンネリ化しがちなので、テンションが上がる要素って意外と大切です。
見た目に特徴もない鍋を使うよりも、可愛いらしい鍋を使うほうが断然やる気も変わるでしょう。
料理好きの女性にプレゼントするアイテムとしてもおすすめですよ。
マルチポットのおすすめメーカー人気ランキング
現在、豊富な種類のマルチポットが発売されています。
素材・デザイン・大きさ・値段など種類がありすぎて、どれを買ったらいいか分からない人も多いでしょう。
そんな人のために、数多くあるマルチポットから「これを買っておけば間違いない」といえるものを厳選してみました。
迷っている人は是非参考にしてください。
【信頼と安心の代表メーカー】和平フレイズ ToMay dolce IH対応マルチポットMサイズ
金属加工のシェア率においてトップクラスを誇る、新潟県三条市に本社がある和平フレイズ。
ものづくりの街として知られているだけあり、和平フレイズが販売するマルチポットは他メーカーよりも使いやすさ・丈夫さは群を抜いています。
今回紹介するToMayシリーズは累計出荷数が38万個を超えており、世間からの評価を集めている商品です。
ToMayシリーズには3タイプあり、「ToMay」「ToMay dolce」「ToMay ChaCharm」に分かれてそれぞれ値段や性能が異なります。
そのなかでもおすすめは内面コーティングが強化された「ToMay dolce」で、長く使い続けられる逸品です。
ブランドアイテムになりますが、値段も4,000円以下で買えます。
安い物を何度か買い換えるのであれば、最初からこちらの商品にしておけば結果的にはお得になるはずです。
Mサイズは容量もありつつ収納がしやすいサイズでもあるので、大きさに悩んだときはMサイズにしておけば失敗はありませんよ。
【みんなの味方】ニトリ マルチポット
年代問わず人気を集めているニトリから販売されているマルチポットです。
なんといっても驚くべきは、値段の安さ。
サイズやIH対応しているかにもよりますが、どの種類でも2,000円前後で購入できるため、とりあえずマルチポットを試してみたい人には最適でしょう。
安い鍋は耐久性に不安を感じるかもしれませんが、ニトリは国産メーカーということもあり、お値段以上に使い込めるので安心してお使いいただけます。
あまり料理をしない人や一人暮らしの人は、まずはリーズナブルで買えるアイテムを使用して、揚げ物など料理の幅を増やしてみるのもおすすめですよ。
マルチポットに関するよくある質問
では、最後にマルチポットに関するよくある質問をまとめていきます。
買ってから「後悔した!」といったことがないように、最後までチェックしてください。
マルチポットが揚げ物ができない?
マルチポットは1台で何役もこなせる万能鍋なので、「揚げ物」も可能です。
さらに、鍋底が深くスリム形状であり、少量の油で高さを出すことが可能なので、本格的に揚げ物ができちゃいます。
フライパンの揚げ焼きと比べれば、全体をカリッと仕上げることが可能なので、クオリティもアップできますよ。
ただし、種類によっては揚げ物不可のマルチポットもあるので、購入前には機能表示を確認してください。
マルチポットは取っ手が熱い?
マルチポットは取っ手が下向きについているため、取っ手が熱くなりやすい鍋です。
特に、強火で調理をして鍋底から火が漏れている時が危険でしょう。
火傷の危険性もあるので、調理時は鍋掴みを使って取っ手を持つようにしてください。
詳しくはこちらで解説しています。
マルチポットは使いにくい?使い方は?
マルチポットは使いやすい万能調理鍋といえます。
たしかにいくつかデメリットはあるものの、使いやすさにおいては他の鍋よりも対応できる調理の幅が広いので、万能アイテムといっても過言ではありません。
マルチポットの使い方としては、炒める・揚げる・沸かす・和える・煮る・炊く・茹でるといったさまざまな工程で使用できます。
マルチポットがあれば、作れる料理の幅も広がるので、一家に一個置いておくのがおすすめです。
おしゃれな北欧風のマルチポットはどれ?
おしゃれで北欧風のマルチポットは和平フレイズのToMayマルチポットがおすすめです。
可愛いらしいフォルムとポップカラーで北欧風に仕上がった一品。
一番安価なモデルであれば、2,000円前後で買えるとあってコスパも最強アイテムです。
安心の国産メーカーによる鍋なので、耐久性も問題なしでしょう。
和平フレイズシリーズの中でも特におすすめの商品はこちらです。
マルチポットのおすすめサイズは?
マルチポットのサイズは、何人分の食事を用意する必要があるか・主にどんな調理に使用するかによって変わってきます。
大体のサイズ感のとしては、以下を基準にしてください。
- 容量が2L前後は1人〜2人分の料理に適したサイズ
- 容量が3L前後:3人〜4人分の料理に適したサイズ
また、ご飯を炊くなら2L前後の容量で2合まで、3L前後の容量で3合までが目安となります。
一人暮らしや夫婦だけの家庭であれば2L容量、子供がいる家庭や作り置きをする家庭であれば3L容量以上といった形でサイズを決めるのありですよ。
マルチポットはやかん代わりに使える?
マルチポットはやかん代わりにお湯を沸かすアイテムとして活用できます。
蓋つきのものが多く、密閉された状態で湯沸かしができるため、沸騰するまでの時間も遅くはありません。
ただし、揚げ物や炒め物にマルチポットを使用している場合は、湯沸かし時にうっすら油が浮いてしまうことがあります。
気になってしまう人は、別でマルチポットを用意して使い分けるなどの工夫が必要です。
まとめ:マルチポットのデメリットや使いにくいとの口コミを徹底解説!
再度、マルチポットのデメリットを確認しましょう。
- たくさんの量を調理するときは不向き
- 鍋内に油が残ってしまうことがある
- 火傷に注意が必要
- 蓋が滑って鍋内に落ちやすい
万能で便利なマルチポットですが、知っておくべきなネガティブ要素もあります。
とはいえ、1個で何役もこなせるマルチポットを持っておけば、調理の幅も広がってデメリットもかき消してくれるはずです。
現在たくさんの種類が販売されていて、結局どれを買ったらいいか分からない人は、今回紹介した商品をぜひ試してくださいね。
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