扱いやすい鍋として人気のセラミック鍋。
「セラミック鍋は、くっつきやすいってホント？」
「セラミックフライパンは安全なの？」
わかります、調理器器具は安全性の高いものを慎重に選びたいですよね。
そこで、今回はセラミック鍋のデメリットを中心にお伝えします。
セラミック鍋を買ってしまってから後悔したくない人、買うのを迷っている人はデメリットを知って判断の材料にしてくださいね。
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セラミック鍋のデメリット
セラミック鍋を買ってから後悔したくない人に向けて、デメリットをお伝えしておきます。
セラミック鍋のデメリットは、主に3つあります。
- 衝撃に弱い
- 火加減は中火以下
- 重い
詳しく解説します。
衝撃に弱い
セラミックは熱に強く硬くて丈夫な素材ですが、衝撃を加えると割れてしまう恐れがあります。
（参照：セラミックの寿命とは？｜株式会社丸栄産業合作社 ）
そのため、セラミック鍋も強くぶつけたり、落としたりしないように注意が必要です。
普段使いで大活躍するセラミック鍋。
しかし、陶器の食器などと同じように丁寧に扱うのがおすすめです。
火加減は中火以下
セラミックは、とても熱伝導率が高い素材です。
（参照：セラミックスは熱に強い？｜セラミック材料基礎講座・入門編）
強火で使うとすぐに熱が伝わり、お鍋の表面も高温になります。
あなたが予想しているよりも早く、食材が焦げてしまう恐れがあります。
セラミック鍋を使う時は、中火以下の火加減を守ってください。
慣れるまでは、少しじれったく感じる人もいるでしょう。
弱めの火でじっくり調理するイメージでセラミック鍋を使ってみてくださいね。
重い
セラミック鍋のデメリットの一つが、重さです。
セラミック鍋は、他の鍋と比べても重い傾向にあります。
大型のセラミック鍋は、素材が入るとさらに重くなります。
「なるべく軽い鍋を探している」人は、鍋のサイズも併せて検討してくださいね。
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セラミック鍋のメリット
セラミック鍋にはもちろんメリットもあります。
筆者が考えるセラミック鍋のメリットは、主に3つです。
- 安全性が高い
- お手入れがラク
- 傷がつきにくい
一つずつお伝えします。
安全性が高い
セラミック鍋は、安全性の高い鍋です。
よく比較されるコーティング加工としてフッ素樹脂があります。
フッ素樹脂と安全性を比較してみましょう。
| セラミック加工 | フッ素樹脂加工 | |
|---|---|---|
| 耐熱 | 400℃前後 | 250℃前後 |
| お手入れ | 食器洗い洗剤とスポンジで洗う | 食器洗い洗剤とスポンジで洗う |
| 注意点 | 空焚き禁止 金属ヘラ、金属たわし、クレンザーの使用不可 | 空焚き禁 止金属ヘラ、金属たわし、クレンザーの使用不可 |
| 特長 | 油が必要 | こびりつかない |
| 安全性 | 熱に強いため安全性が高い | 260℃を超えると分解ガスが発生 |
セラミック鍋の安全性が高い理由は、耐熱温度が高いことです。
もちろん、フッ素樹脂加工、セラミック加工どちらの鍋も説明書を読んで正しい方法で使えば安全です。
お手入れがラク
セラミック鍋のお手入れはとても簡単です。
汚れがつきにくいので、中性洗剤とスポンジで洗うだけで汚れが取れます。
ただし、鍋が熱いときに水に浸けるのは、やめておきましょう。
コーティングを傷める原因になります。
焦げ付きがなかなか取れない場合は、中性洗剤を入れたぬるま湯にしばらく浸けてから洗うのがおすすめです。
（参照：セラフィットの使い方・お手入れ方法｜セラミックフライパン ）
傷がつきにくい
セラミックは、熱や摩耗に強く丈夫な素材です。
そのため、セラミック加工の鍋は比較的傷が付きにくい鍋といえます。
（参照：なぜセラミックスってかたいの？｜セラミック材料基礎講座・入門編）
ただし、コーティングを守るためには金属ヘラや金属たわしの使用はやめておきましょう。
正しい使用方法で使えばセラミック鍋は傷が付きにくく、熱伝導率が高く煮物や蒸し物、カレーなどに最適です。
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セラミックフライパンのおすすめを紹介
セラミックフライパンを使ってみたいけど「種類が多すぎて選べない」という人も多いでしょう。
そこで、筆者のおすすめセラミックフライパンを紹介いたします。
- 取っ手が取れるセラミックフライパンのおすすめ
- アイリスオーヤマのセラミックフライパンのおすすめ
- 無印良品のセラミックフライパンのおすすめ
一つずつお伝えします。
取手が取れるセラミックフライパンのおすすめは『HONCOOK フライパンセット』
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セラミックフライパンでも、取っ手が取れる種類があります。
取っ手が取れると、そのまま食卓に出せたり、重ねて収納できたりとメリットが多いですよね。
取っ手が取れるセラミックフライパンは、セット販売が主流です。
その中でもおすすめは『HONCOOK フライパンセット』
『HONCOOK フライパンセット』の特長を以下にまとめました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 大きさ（cm） | フライパン20cm、26cm/なべ20cm |
| 重さ（梱包重量） | 約2.9㎏ |
| 対応熱源 | IH、ガスコンロ、オーブン（※電子レンジ使用不可） |
| 特長 | 有害物質不使用のコーティング |
♦おすすめポイント♦
『HONCOOK フライパンセット』は、フライパンを含む6点セット。
ガラスフタに加えてシールフタが付いているので、鍋のまま冷蔵庫で料理を保存できます。
セラミックコーティングでこびりつきにくく、お手入れカンタン。
コーティングに有害物質が含まれていないのも安心ですね。
『HONCOOK フライパンセット』は６層コーティング、丈夫で長持ちします。
取っ手が取れるフライパンが気になる人は、こちらの記事もおすすめです。
セラミックフライパンアイリスオーヤマのおすすめは『グリーンシェフ ロックスウォックパン 24cm』
生活家電や収納家具など、さまざまな商品を扱っているアイリスオーヤマ。
アイリスオーヤマでは、セラミックフライパンも扱っています。
筆者がおすすめするアイリスオーヤマのセラミックフライパンは『グリーンシェフ ロックスウォックパン 24cm』です。
『グリーンシェフ ロックスウォックパン 24cm』の特長をまとめました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 大きさ（cm） | 幅約10.2×奥行約24.7×高さ約43.2 |
| 重さ | 約786g |
| 対応熱源 | IH200V、IH100V、ガスコンロ |
| 特長 | 耐久性に優れたサーモロンコーティング |
♦おすすめポイント♦
『グリーンシェフ ロックスウォックパン 』は、コーティング前のフライパンに敢えて凹凸を付けるROCKS(ロックス)加工を施しています。
さらに原材料や加工法にこだわった耐久性の高いセラミックコーティングである、サーモロンコーティングを採用。
ロックス加工とサーモロンコーティングの相乗効果で『グリーンシェフ ロックスウォックパン 』は、丈夫で長持ちするフライパンです。
サーモロンコーティングが、効率よく熱を伝え、短時間で美味しい料理が作れます。
こびりつきにくく少ない油で調理できるので、お手入がラクなのも嬉しいポイントです。
セラミックフライパン無印のおすすめは『セラミックコートフライパン』
シンプルでおしゃれな生活雑貨を扱っている無印良品。
無印良品のおすすめセラミックフライパンは『セラミックコートフライパン』です。
『セラミックコートフライパン』の詳細を以下にまとめました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 大きさ（cm） | 径約27×全長46.4×高さ11.4(持ち手含む) |
| 重さ(梱包含む） | 約1.1㎏ |
| 対応熱源 | ＩＨ、ガスコンロ、ラジエントヒーター、シーズヒーター |
| 特長 | 少量の油で焦げつきにくい |
♦おすすめポイント♦
『セラミックコートフライパン』は、無印良品らしいシンプルなセラミックフライパンです。
木製の取っ手がナチュラルな雰囲気ですが、ガスコンロで使用する際はご注意ください。
少量の油だけで焦げ付きにくいフライパンなので、後片付けもラクできます。
中火以下で使用しても、熱伝導率が高いのですぐに熱が伝わります。
手軽に料理を楽しみたい人におすすめのフライパンです。
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セラミック鍋に関するよくある質問
セラミック鍋を買ってから後悔したくない人に向けて「よくある質問」にお答えします。
セラミック鍋に対する疑問を解消して、買うか買わないかの判断材料にしてくださいね。
セラミック鍋に関するよくある質問は、下記の5つです。
- セラミックフライパンは焦げ付く？
- セラミック鍋と土鍋の違いは？
- セラミック鍋は体に悪い？
- セラミックフライパンがくっつく原因は？
- セラミック鍋の寿命は？
さっそく見ていきましょう。
セラミックフライパンは焦げ付く？
セラミックフライパンは、焦げ付くことがあります。
焦げ付きの主な原因は、2つ考えられます。
一つめの原因は「火加減が強すぎる」です。
セラミックフライパンは、熱伝導率が高いため強火にすると焦げやすくなります。
二つ目の原因は「油をひかないで調理する」です。
セラミックフライパンは、油をひかないで調理できると考えている人も多いでしょう。
しかし、少量でも油は必須ですから覚えておいてくださいね。
（参照：【公式】京セラ フライパンの取り扱いについて – 京セラキッチンオンラインストア ）
セラミック鍋と土鍋の違いは？
セラミックという言葉は陶磁器を指していますから、どちらも同じだと考えている人も多いでしょう。
しかし、セラミック鍋と土鍋は素材が違います。
セラミック鍋は、高温処理をした陶磁器で作られています。
熱伝導率が高く、短時間で調理ができるのが特長です。
一方土鍋は、土を原料とする日本の陶磁器です。
土鍋は熱伝導率が低く、じっくり食材を温めます。
蓄熱性が高いので長時間楽しむような鍋物料理に向いています。
セラミック鍋は体に悪い？
セラミック鍋は、体に悪くありません。
セラミックコーティングは酸やアルカリ性、熱に強いためどんな料理にも対応できるお鍋です。
セラミックコーティングの鍋は、体への安全性からもおすすめです。
（参照：FAQ greenpan）
セラミックフライパンがくっつく原因は？
セラミックフライパンがくっつく主な原因は、火加減が強すぎることです。
セラミックフライパンは熱伝導率が高いので、すぐに熱が回り高温になります。
冷たい食材を入れるとくっついてしまうことがよくあります。
セラミックフライパンを使う際は、常に中火以下を守ってください。
じっくりとフライパン表面を温めれば、食材はくっつかなくなるでしょう。
また、セラミックフライパンは必ず油をひいてから調理してください。
油をひくとより食材がくっつかなくなります。
セラミック鍋の寿命は？
セラミック鍋の寿命は、数年といわれています。
セラミックは強い素材ですが、コーティング加工製品ですから寿命はおおよそ1～2年と考えてください。
説明書をよく読んで正しい方法で使用すれば、セラミックコーティングの寿命も延びるでしょう。
まとめ：セラミック鍋のデメリットは？くっつきやすい？買ってから後悔したくない人向けに徹底解説！
今回はセラミック鍋のデメリットを中心にお伝えしてきました。
セラミック鍋はデメリットもありますが、熱伝導率が高く普段のお惣菜作りに向いている鍋です。
安全性が高い素材なので、セラミック鍋が気になっている人は一度使ってみてはいかがでしょうか。
ステンレス鍋も気になっている人は、こちらの記事もおすすめです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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