コンパクトで手ごろな価格の機種が多数販売されている布団乾燥機。
気になっている人も多いのではないでしょうか。
「布団乾燥機ってホントに必要かな?」
「家族全員分の布団に使うと電気代が心配」
わかります。
買ってから「使わなかった」「電気代が高くなった」と後悔したくないですよね。
そこで、今回は布団乾燥機のデメリットを中心にお伝えします。
布団乾燥機を買う前にデメリットを知っておけば、買ってから後悔しません。
布団乾燥機を買うか、買わないかの判断材料にしてください。
布団乾燥機のデメリット
布団乾燥機を買ってから「いらなかった」と後悔したくない人に向けて、デメリットからお伝えしましょう。
布団乾燥機のデメリットは、主に3つあります。
- 電気代がかかる
- 部屋が暑くなる
- 設置や片付けに手間がかかる場合がある
一つずつ詳しく解説します。
電気代がかかる
布団乾燥機のデメリット一つめは「電気代がかかる」です。
電気代が高騰している昨今、布団乾燥機の電気代はどのぐらいかかるか気になるところですよね。
一般的な布団乾燥機の電気代は、1回30分程度運転した場合約8円といわれています。
(参照:布団乾燥機の電気代を徹底解説!料金の目安や節約方法をご紹介)
もちろん製品やメーカー、運転時間によっても変わります。
消費電力が小さい機種だったとしても、長時間運転すれば電気代がかかってしまいます。
布団乾燥機を使っても電気代を抑えたい人は、下記の方法を試してください。
- 説明書をよく読んで正しく使う
- 必要以上に使用しなり
- 定期的にフィルターを掃除する
- 天日干しと布団乾燥機を併用する
電気代を節約しつつ、賢く布団乾燥機を使いたいですね。
(参照:布団乾燥機の電気代は高い?メリット・活用法・賢い選び方も紹介!)
部屋が暑くなる
布団乾燥機のデメリット二つめは「部屋が暑くなる」です。
布団乾燥機は、温風を出すので使うと部屋が暑くなります。
特に夏はデメリットになりますね。
布団乾燥機で部屋が暑くならないように窓を開けておく、エアコンを使うなどの対策があります。
布団乾燥機には「夏モード」や「送風」機能が搭載されている機種もあります。
このような機種なら、お部屋が暑くならずに布団の湿気を取り除けるのでおすすめです。
設置や片付けに手間がかかる場合がある
布団乾燥機は、マットありとマットなしの2つのタイプがあります。
マットを使う布団乾燥機は布団全体を効率的に温められますが、マットを広げて設置したり片付けたりするのに手間がかかります。
使う前に手間がかかると面倒になって「結局使っていない」といった経験はありませんか。
マットありタイプのメリットと、使う手間をよく検討して選んでくださいね。
布団乾燥機を手軽に毎日のように使いたい人は、マットなしタイプがおすすめです。
布団乾燥機のメリット
布団乾燥機には、もちろんメリットもあります。
筆者が考える布団乾燥機のメリットは、下記の3つです。
- 天気に関係なく布団を乾燥できる
- ダニ除去効果が期待できる
- 布団がフカフカに温められる
一つずつお伝えします。
天気に関係なく布団を乾燥できる
布団乾燥機のメリット一つめは「天気に関係なく布団を乾燥できる」です。
布団を乾燥させる方法として一般的なのは天日干しです。
ところが、天日干しは天候や時間、季節によって難しい場合がありますよね。
布団を干したくてもスペースがないお家や、高齢で重い布団を干すのに苦労している人もいるでしょう。
布団乾燥機なら天候や時間季節を問わず、いつでも手軽に布団の乾燥ができます。
ダニ除去効果が期待できる
布団乾燥機のメリット二つめは「ダニ除去効果が期待できる」です。
ダニは、感染症やアレルギーの原因となる恐ろしい生き物です。
ダニは熱と乾燥に弱く、50℃以上の高温に20分以上あてるか、60℃以上ですぐに死滅するといわれています。
(参照:ダニが発生する原因とは?ダニの退治方法と予防対策 )
このような高温にさらすのは、天日干しでは不可能ですよね。
布団乾燥機を使用すれば、ダニが繁殖しにくい環境を作れます。
「ダニ対策モード」が搭載された機種も多数販売されていますよ。
ダニが気になる人は布団乾燥機を使ってみてはいかがでしょうか。
布団がフカフカに温められる
布団乾燥機のメリット三つめは「布団がフカフカに温められる」です。
布団乾燥機を使えば、布団の湿気を取り除いてフカフカの状態にできます。
心地よい寝具でぐっすり眠れば、疲れもとれますよね。
寒い冬は、布団に入っても足が冷えてなかな寝付けない人も多いでしょう。
布団が温まっていれば、スムーズに入眠できますよ。
なんと、海外でも布団乾燥機を使っている人もいます。
フカフカで温かい布団で眠れる心地よさを手軽に味わいたい人は、布団乾燥機を使ってみてくださいね。
布団乾燥機のおすすめ人気ランキング3選
布団乾燥機が気になっていても、種類が多すぎて選べない人も多いでしょう。
そこで、筆者のおすすめの布団乾燥機を3つ紹介します。
どなたでも手軽に使えるように、今回はマットなしのタイプをピックアップしました。
- アイリスオーヤマのおすすめ
- 日立のおすすめ
- パナソニックのおすすめ
詳しく解説します。
布団乾燥機アイリスオーヤマのおすすめは『カラリエ シングルノズル FK-C4-C』
アイリスオーヤマは、宮城県に本社をおく日本の企業です。
アイリスオーヤマが独自開発した家電や生活雑貨は、使いやすくてお手頃価格と好評です。
そんなアイリスオーヤマは、軽量コンパクトな布団乾燥機を豊富に販売しています。
筆者がおすすめする『カラリエ シングルノズル FK-C4-C』の機能を下記にまとめました。
項目 | 内容 |
---|---|
大きさ(cm) | 幅約16×奥行約14×高さ約36(ホース折りたたみ時) |
重さ | 約1.9kg |
ホース長さ(cm) | 約40 |
マット | なし |
温度調節 | 3段階 |
消費電力 | 560W(高温風時) |
タイマー(分) | 15~180/8段階 |
付帯機能 | くつ乾燥(専用アタッチメント付属) |
♦おすすめポイント♦
『カラリエ シングルノズル FK-C4-C』は、軽量コンパクトが特長です。
寝室に置いても邪魔にならないサイズと、簡単な準備で手軽に使用できます。
温度の上がり過ぎを防ぐ「温度センサー」や、仕上がりが選べる「自動乾燥モード」など嬉しい機能が付いています。
『カラリエ シングルノズル FK-C4-C』は、価格がお手頃なのも嬉しいポイントです。
はじめて布団乾燥機を買う人は、ぜひチェックしてくださいね。
こちらの動画で「布団乾燥機カラリエ」の使い方を解説しています。
布団乾燥機日立のおすすめは『アッとドライHFKーVS5000』
日立の家電は、豊富な機能と省エネ性能が特長です。
そんな日立では布団乾燥機も扱っています。
筆者がおすすめする日立の布団乾燥機は『アッとドライHFKーVS5000』
『アッとドライHFKーVS5000』の特長を下記にまとめました。
項目 | 内容 |
---|---|
大きさ(cm) | 幅28.3×奥行21.7×高さ33.8 |
重さ | 4.3kg(付属品収納時) |
ホース長さ(cm) | 約130 |
マット | なし |
布団乾燥 | (シングル・綿布団以外)約27分 |
消費電力 | 最大680W |
タイマー | キッズ・ベビー・シングル/セミダブル・ダブル(2つのコースから設定時間を選択) |
付帯機能 | くつ乾燥/衣類乾燥(専用アタッチメント付属) |
♦おすすめポイント♦
日立の布団乾燥機「アッとドライ」は、V字型アタッチメントが特長です。
先端がV字型になっているアタッチメントによって、温風が布団全体に素早く行き渡ります。
V字型で敷布団を挟むようにセットすると、敷布団の裏側まで温風を届けられますよ。
布団乾燥は6つのコースから選択できます。
「静音コース」や「ダニ対策コース」もあるのが、嬉しいポイント。
家族みんなの布団を素早くフカフカにしたい人は、パワフルな日立の『アッとドライHFKーVS5000』をおすすめします。
布団乾燥機パナソニックのおすすめは『ふとん暖め乾燥機 <マットなしタイプ> FD-F06X2』
パナソニックは、日本の大手電機メーカーです。
エアコンや洗濯機をはじめ、電動歯ブラシから照明器具まで幅広い製品を扱っています。
そんなパナソニックのおすすめ布団乾燥機は『ふとん暖め乾燥機 <マットなしタイプ> FD-F06X2』
『ふとん暖め乾燥機 <マットなしタイプ> FD-F06X2』の特長を下記にまとめました。
項目 | 内容 |
---|---|
大きさ(cm) | 高さ39.8×幅30×奥行き14 |
重さ | 約3.3kg |
ホース長さ(cm) | 約100cm |
マット | なし |
布団乾燥 | 標準60分/しっかり80分 |
消費電力 | 50Hz:445W/60Hz:460W |
タイマー | マイコン式2時間 |
付帯機能 | くつ乾燥/小物衣類乾燥 |
♦おすすめポイント♦
パナソニックの『ふとん暖め乾燥機 <マットなしタイプ> FD-F06X2』は、ナノイーを搭載しているのが特長です。
ナノイーと温風で気になるまくらの臭いを脱臭する機能も付いています。
もう一つの特長は、パナソニック独自の「すぐぽかノズル」です。
パナソニックが独自開発した「すぐぽかノズル」によって、布団の中に空間を作り温風が素早く広がります。
1回あたり約5分で足元を中心に暖める「足元モード」は、足が冷えてなかなか寝付けない人に嬉しい機能ですね。
ナノイーで脱臭したい人は、パナソニックの『ふとん暖め乾燥機 <マットなしタイプ> FD-F06X2』がおすすめです。
布団乾燥機に関するよくある質問
布団乾燥機を買ってから後悔しないために、疑問点を解消しておきましょう。
布団乾燥機に関する、よくある質問は以下の5つです。
- 布団乾燥機はいらない?
- 布団乾燥機の電気代は高い?
- 布団乾燥機の使い方は?
- 布団乾燥機はダニ対策になる?
- 布団乾燥機マットありとマットなしどっちがいい?
一つずつ質問の答えをお伝えします。
布団乾燥機はいらない?
布団乾燥機がいるか・いらないかは、個人のライフスタイルや考え方によって判断が分かれます。
頻繁に天日干しをしている人は、布団乾燥機はいらないでしょう。
しかし、共働き家庭や高齢の人はお天気に合わせて布団を干すのは難しいですよね。
花粉やホコリ、PM2.5、虫などが外干しによって布団に付くのを嫌う人もいます。
高層マンションでは落下のリスクを避けるために、布団の外干しを禁止しているところもあります。
このように布団の天日干しが難しい人には、布団乾燥機は必要といえます。
布団乾燥機は布団を乾かすだけでなく、布団を温める、ダニ対策をするなどさまざまなメリットがあります。
布団乾燥機の電気代は高い?
布団乾燥機の電気代は、使用する機種やモード、使用時間によって異なります。
一般的な布団乾燥機は、600W程度で約30分運転した場合8円ほどかかるとされています。
(参照:布団乾燥機の電気代を徹底解説!料金の目安や節約方法をご紹介)
ダニ対策モードは高温で長時間使用するため、通常の布団乾燥よりもより電気代がかかる傾向にあります。
布団乾燥機を使ってもなるべく電気代を節約したいとお考えでしたら、買う前に各機種の消費電力を比較検討するのがおすすめです。
電気代節約のためには、説明書をよく読んで正しく使う、定期的にフィルターを掃除するのも効果的です。
(参照:布団乾燥機を毎日使った場合、電気代はいくらになる? )
布団乾燥機の使い方は?
一般的な布団乾燥機の使い方をお伝えします。
はじめに、敷布団や敷マットの上に布団乾燥機のノズルを伸ばします。
掛布団をノズルの上から掛けます。
あとは、布団乾燥機のスイッチを入れるだけです。
ノズルの先端から温風が出て、布団全体を温め湿気を飛ばします。
季節や仕上がりの好みによって、モードや時間を設定できる機種が多数あります。
(参照:布団乾燥機の使い方~電気代や効果・お手入れ方法について~ )
布団乾燥機はダニ対策になる?
布団乾燥機は、ダニ対策になります。
ダニは高温と乾燥に弱い生き物です。
ダニは温度60℃以上、湿度55%以下の環境では生きられないといわれています。
(参照:ダニの死滅温度は60℃以上!湿度も下げればさらに効果的に駆除できる)
布団の天日干しだけでダニを駆除するのは難しいでしょう。
布団乾燥機の多くの機種は「ダニ対策モード」を搭載しています。
ダニによるアレルギーが気になる人は、布団乾燥機の使用がおすすめです。
布団乾燥機マットありとマットなしどっちがいい?
布団乾燥機には、マットを使うものと使わなものの2種類あります。
どちらにもメリットとデメリットがあり、どちらを選ぶかは好みや布団乾燥機を使う目的によって変わります。
マットを使うタイプは均一に温風を行き渡らせるため、ダニ対策に効果的です。
しかし、マットを設置する手間がかかるデメリットもあります。
一方マットなしタイプは、コンパクトで片付けが簡単なのがメリットです。
ただし、温風が布団の端まで行き渡らず、きちんと乾燥できない場合があるので注意してください。
ダニ対策に重点をおくならマットありタイプ、手軽に使いたいならマットなしタイプがおすすめです。
まとめ:布団乾燥機のデメリットは?いらないと後悔したくない人向けに徹底解説!
今回は、布団乾燥機のデメリットを中心にお伝えしてきました。
布団乾燥機には「電気代がかかる」などのデメリットがあります。
一方、天日干しよりも手軽に布団の乾燥ができて、ダニ対策の効果が期待できるなどのメリットもあります。
一日の疲れをとる睡眠はとても大切な時間ですよね。
心地よい寝具で良質な睡眠をとるために、布団乾燥機を取り入れてみてはいかがでしょうか。
フワフワで温かいタオルを使いたい人は、こちらの記事がおすすめです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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