「ガス乾燥機幹太くんのデメリットは?」
「ガス乾燥機幹太くんのスタンダードとデラックスの違いは?」
「ガス乾燥機幹太くんを使うと洋服が縮む?」
など、興味はあるものの購入するか迷っている方はいないでしょうか。
ガス乾燥機「幹太くん」は、面倒な家事を楽にしてくれる時短アイテムとして注目を集め、導入者が年々増え続けています。
本記事では、ガス乾燥機「幹太くん」のメリットだけでなくデメリットも詳しく解説していきます。
ぜひ最後まで読んでいただき、後悔のない買い物を進めてください。
ガス乾燥機の乾太くんのデメリット
では最初にデメリットから解説していきます。
- 設置工事が面倒
- 初期投資が高額になる
- 騒音&臭いも問題
- 洗濯物が縮んでしまうケースもある
1つずつ詳しく解説していきます。
設置工事が面倒
ガス乾燥機「幹太くん」を導入するには、ダクトなどの設置工事が必須です。
具体的には以下の工事が必要になります。
- ガスコンセントの設置
- 排湿のためのダクト設置
- ガス栓の設置
設置には大掛かりの工事になり、工事費用も30,000円前後が相場です。
本体代にプラスして工事代が必要になるため、対応する手間と費用は覚悟しておきましょう。
尚、ガス乾燥機「幹太くん」を設置するためには換気が充分できる場所に設置が必要ですが、住まいの環境や使い方に合わせて設置場所は相談してくれるので、一軒家であれば多くの家庭で設置は可能です。
また、置きたい場所にガス栓がない場合、工事によって増設は可能で、工事も半日で完了できるので安心してくださいね。
ガス栓がないお部屋でも約半日でガス栓が増やせ、工事したその日から乾太くんが使えます。
リンナイ
設置場所のご希望に合わせて最適なご提案をしますので、お気軽にお近くの販売店、または最寄りのガス会社(供給業者)にお問い合わせください。
初期費用が高額になる
ガス乾燥機「幹太くん」を導入するには、本体代+工事代で150,000〜300,000円以内が相場になります。
電気乾燥機の人気商品でも、容量が大きいもので100,000円以内で購入できるため、ガス乾燥機「幹太くん」の導入費は高額です。
ちなみに初期費用の金額に差があるのは、家庭用シリーズでもスタンダードタイプとデラックスタイプがあるため、選ぶ商品によって価格が変わります。
タイプによる違いは、「ガス乾燥機乾太くんのデラックスとスタンダードの違い」で詳しく解説しています。
騒音&臭いも問題
ガス乾燥機「幹太くん」は、騒音や臭いの問題で近隣に迷惑をかけてしまう可能性があります。
一軒家で敷地も広い家であれば気にする必要はありませんが、近隣との距離が近い家は要注意です。
臭いや騒音が洩れてしまう原因ですが、幹太くんには排気口の設置が必要になってしまうので、そこから臭いや音が出てしまうとされています。
臭いは使い方や環境によって発生しないケースもあり、口コミでも問題視する声は少なかったですが、音に関しては「想像以上に音が大きかった」と感じている方も多く要注意ですね。
音が気になる方は、静音ドラム(音を抑えるドラム)を搭載しているデラックスタイプにすれば、少しでも軽減できます。
洗濯物が縮んでしまうケースもある
ガス乾燥機「幹太くん」は、乾燥する力が強い分、衣類の素材によっては縮んでしまいます。
したがって、うっかり乾燥機にかけてしまい「お気に入りの洋服が着れなくなった…」というケースも。
ちなみに、全ての衣類が縮むわけではなく、衣類の素材によって縮みやすいものがあります。
- 綿
- 麻
- 絹
- ウール
- ポリウレタン
- ナイロン
これらの素材は一度乾燥機にかけただけで、想像以上に縮むので注意が必要です。
口コミでは、縮むことを前提にして購入時から大きいサイズを選ぶようにするなど、それぞれ対策をしながら対応しているようでした。
また、衣類の縮みを避けるために、乾燥機がOKの衣類とNGの衣類を別々に洗濯をして防いでいる方もいました。
ガス乾燥機の乾太くんのメリット
次はガス乾燥機の幹太くんのメリットを見ていきます。
- 乾く時間がとにかく早い
- 洗濯物を干す手間がなくなる
- 梅雨でも生乾きが怖くない
- ランニングコストが安い
1つずく詳しく解説します。
乾く時間がとにかく早い
ガス乾燥機「幹太くん」は、パワフルで衣類の乾きが早いと高評価を集めている乾燥機です。
なんと5kgの洗濯物を約52分で乾燥させる驚異的なパワーで、あっという間に洗濯物を乾燥してくれます。
一般的な電気乾燥機のパワーは0.8〜1.4kwに対して、幹太くんは最大4.65kwのパワーがあり、約3.3倍以上の強さを誇っています。
私が電気乾燥機を使っていたときは、5kgの洗濯物で3〜4時間程度かかっていたので、それと比べたら驚異的な数値です。
洗濯物が多い家庭や人数が多い家庭であれば、1日で何度も洗濯をするケースもありますが、1時間程度で乾いてしまえば家事が劇的に楽になりますよ。
洗濯物を干す手間がなくなる
ガス乾燥機「幹太くん」があれば、洗濯で面倒な「干す作業」を省略できます。
家事の中でも時間と手間がかかる洗濯は、日常の大きな負担になっているはず。
干す作業が無くなれば別の作業に時間が充てられ、時間を有効活用できるようになります。
「それなら他の乾燥機も同じでは?」と感じるかもしれませんが、ガスではなく電気乾燥機では、乾燥に費やす時間が長い商品もあり、乾燥機を上手く使えないケースも…。
幹太くんであれば、短時間で確実に乾くので、一切干さずに洗濯を完了できます。
「洗濯は干すのだけが面倒」「面倒な家事をもっと楽にしたい」という方は、時短家電である幹太くんをぜひ導入してください。
菌の減少率が99.9%で梅雨も怖くない
ガス乾燥機「幹太くん」はパワフルで素早く乾かすだけでなく、生乾きすることなく「ふわふわ」に仕上げる乾燥機です。
洗濯の天敵である梅雨の時期でも、安定して洗濯物を乾かせるので、1年を通していつでも洗濯ができます。
さらに、除菌・消臭コースも搭載していて、コースを選べば大切な衣類を気持ちよく乾燥させることも可能です。
温風とプラズマクラスターイオンにより、大切な衣類をしっかり除菌・消臭します。
リンナイ
ランニングコストが安い
ガス乾燥機「幹太くん」は、1回の乾燥にかかる費用が低く、ランニングコストが安いと評判です。
幹太くんの乾燥にかかるコストは以下となります。
洗濯量 | コスト(1回分) |
---|---|
6kg | 83円 |
9kg | 128円 |
毎日1回乾燥機を使用したとしても、6kgで2,500円程度、9kgで4,000円程度ですね。
面倒な洗濯を省略できて、時期を問わず洗濯ができる利便性も考えれば安いコストといえるのではないでしょうか。
ランニングコストだけ見れば、電気乾燥機とガス乾燥機に大きな差はありませんが、同じコストでも幹太くんであれば乾くまでの時間が圧倒的に早いので、メリットは大きいと思います。
ガス乾燥機「乾太くん」の乾かせないもの一覧
ガス乾燥機「幹太くん」は、シェア率も高く年々導入者が増えて人気を集めていますが、洗濯物によって取扱ができない物も存在します。
- 機器を傷める、故障の原因になる物
- 火災の原因になる物
- 衣類を傷める物
購入してから「〇〇が乾燥できないのは知らなかった」とならないように、ここで確認しておきましょう。
機器を傷める・故障の原因物 | 内容 |
---|---|
衣類以外の日用品 | 傘、じゅうたん、マット類など |
布団類、のりが付いている衣類 | 敷き布団、掛け布団、のりが付着した衣類など |
通気性が劣る衣類 | レインコート、サウナスーツなど |
中綿が入っている物 | クッションなど |
火災の原因になる物 | 内容 |
---|---|
油や薬品が付着した状態の衣類 | 現場仕事で使用したままの作業服、タオル、雑巾など |
特定の素材が含まれている衣類 | ポリプロピレン繊維、樹脂(セルロース系) |
衣類を傷める物 | 内容 |
---|---|
絹製品 | 綿使用の衣類、タオルなど |
絵表示がある物 | ドライクリーニング、平干し、つり干し表示、タンブラー乾燥禁止など |
熱の耐性がない物 | ナイロン、ポリウレタン、綿、麻、ウール、など |
革製品 | レザージャケット、サイフなど |
最も注意が必要なのは、油や薬品が付着している衣類やタオルで、万が一乾燥機に入れてしまった場合、発火する可能性があります。
髪の毛や体に使うオイルの付着でさえも危険が伴うので、間違って油や薬品を付着したまま乾燥機に入れないようにしてください。
ガス乾燥機「乾太くん」のデラックスとスタンダードの違い
ガス乾燥機「幹太くん」には、ご家庭用向けとして「デラックス」と「スタンダード」の2タイプが存在します。
細かい仕様が違うため、わかりやすい表を作成したので、ぜひ参考にしてみてください。
項目/タイプ | スタンダード | デラックス |
---|---|---|
価格(税込) | 3kg:120,010円 5kg:156,750円 8kg:193,490円 | 6kg:206,690円 9kg:241,340円 |
サイズ | 3kg:609×550×509 5kg:684×650×561 8kg:684×650×641 | 6kg:671×653×594 9kg:671×653×594 |
乾燥容量 | 3/5/8kg | 6/9kg |
ランニングコスト(1回) | LPガスの場合 5kg:63円 8kg:102円 | LPガスの場合 6kg:83円 9kg:128円 |
機能性 | ・4つの選べるコース ・除菌運転 ・タイマー運転 ・残時間デジタル表記 | ・5つの選べるコース ・消臭運転 ・除菌運転 ・タイマー運転 ・静電気低減運転 ・残時間デジタル表記 ・静音ドラム |
静音性 | ○ | ◎ |
デザイン性 | ○ | ◎ |
メンテナンス | フイルターが本体内部の奥で取り出しづらい | フィルターが前扉の内側で取り出しやすい |
使いやすさ | 開口部が狭く入れづらい | 開口部が広く入れやすい |
スタンダードとデラックスは容量だけでなく、機能や設計も違います。
予算が範囲内で、サイズも問題ないのであれば、高性能でデザイン性も高いデラックスタイプがおすすめ。
ガス乾燥機に関するよくある質問
最後に、ガス乾燥機に関するよくある質問をまとめました。
ガス乾燥機の設置費用は?
ガス乾燥機の設置費用は、「本体+工事費+オプション」で総額が決まります。
本体価格は150,00円前後〜250,000円前後で、工事費の相場は30,000円前後です。
オプションは希望になるため価格は変動しますので、大体200,000円〜250,000円が設置にかかる費用となります。
ガス乾燥機「乾太くん」は使うと縮む?
ガス乾燥機「幹太くん」で乾燥した場合、どうしても縮みやすい衣類は存在します。
特に以下の素材を使っている衣類は縮みやすいです。
- 綿
- 麻
- 絹
- ウール
- レーヨン
- ナイロン
- ポリウレタン
ちなみに、ガス乾燥機の幹太くんに限らず、電気乾燥機でも縮みやすいので乾燥機は衣類の縮みが起きるものと考えておきましょう。
ガス乾燥機はマンションで設置していい?
ガス乾燥機をマンションに設置するのは、工事や規約、設置条件の関係で難しいケースが多いです。
ガス乾燥機には排湿管の設置が必要で、そのためには外側に穴あけ工事をするのですが、多くのマンション管理規約で、穴あけ工事を禁止しているので、実質設置ができない形になります。
壁に穴を開けずに窓に排湿管を設置して排気する方法もありますが、窓を常に開けておく形になり現実的ではありません。
また、ベランダにガス乾燥機を設置するのであれば工事は不要ですが、ガス給湯器が設置場所の近くにあるのが必須条件です。
加えて、ベランダの使用規則を確認して問題がないことも条件となります。
公式サイトの「設置診断」でも確認できますので一度お試しください。
ガス乾燥機「乾太くん」の値段はいくら?
ガス乾燥機「幹太くん」の値段は、タイプと乾燥容量によって変わり、130,000円〜250,000円前後で購入可能です。
スタンダードとデラックスタイプの2種類にタイプに分かれますで、詳しくは「ガス乾燥機「乾太くん」のデラックスとスタンダードの違い」の表でご確認ください。
ガス乾燥機「乾太くん」の寿命はどのぐらい?
ガス乾燥機「幹太くん」の寿命は、大体10年程度となっています。
口コミによると、10年以上使用している方もいらっしゃるので、あくまで目安と捉えてください。
ちなみに、リンナイのメーカー保障は1年です。
設置を依頼するガス会社によっては、1年以上の商品保証をつけるケースもあるようなので、依頼時は保証内容の確認をしておきましょう。
ガス乾燥機「乾太くん」はいらない?後悔したという口コミはある?
ガス乾燥機「幹太くん」を買って後悔した方もいらっしゃるようです。
多くの方が乾燥の早さやコストには高評価しているものの、乾燥機で衣類を縮めてしまうなど大切な洋服を傷めてしまって後悔している方が見受けられました。
使い方さえ間違えなければ、ガス乾燥機「幹太くん」は家事の時短効果もあるのでおすすめです。
ガス乾燥機「乾太くん」の排気ダクトの設置の仕方は?
ガス乾燥機「幹太くん」を室内に設置する場合、排気ダクトの設置方法は2種類あります。
- 壁に穴をあけ排湿管を取り付ける
- 窓を利用して排湿ホースを取り付ける
どちらの方法で取り付けるかは、ご自宅の環境によって左右されます。
ガス会社・工事会社と相談をして、自宅に環境に合わせた最適な場所に設置してください。
まとめ:ガス乾燥機「乾太くん」のデメリットは?いらないと後悔したくない人に向けて徹底解説!
本記事では、ガス乾燥機幹太くんのデメリットやメリット、スタンダードとデラックスタイプでどんな違いがあるかまで解説してきました。
問題となるデメリットはこちら。
- 設置工事が面倒
- 初期費用が高額になる
- 騒音&臭いも問題
- 洗濯物が縮んでしまうケースもある
ガス乾燥機「幹太くん」は、電気乾燥機と比べて、とにかく早く乾く乾燥機として認知を広げ、導入するご家庭も増え続けています。
時短家電としても優秀ではありますがデメリットも存在するため、購入前に確認しておき後悔のない買い物をしてくださいね。
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